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ネットの誹謗中傷で「大好きな“趣味”をやめたい…」相談相手の苦悩を解決するためにとった行動は→“記憶の消去”だった【漫画家に聞く】

  • 2024年5月16日
  • Walkerplus

人の記憶を自由に消すことができる“消去屋”。もし本当にそんな人物が存在したら、あなたはいったいどんな依頼をするだろう?漫画『どうせ趣味をやめられない』では、人の記憶を消す“消去屋”が実在する世界を描いている。本作を描いた漫画家の秋野ひろ(@16_akino)さんはコルクラボマンガ専科の1・2期生で、ユーモアあふれる作品をX(旧Twitter)にアップしている。



■身の回りの出来事を漫画にしてる

この漫画は、消去屋が依頼者の記憶を消した直後の場面からスタート。依頼者は「趣味のイラストをやめたい」ため、「(自分が)絵を描けるってことを忘れさせてください」と消去屋にお願いしていた。彼女が絵を忘れたいと考えたきっかけは、ネットに寄せられた一件の悪口なのだという。自分が描いたイラストをネットに載せていた彼女だったが、そこに「ひどいコメント」をつけられて以来、絵を描くことが怖くなってしまったという内容だ……。誹謗中傷が蔓延する昨今、日本の世相を反映したストーリーが心に刺さる。

人物を描くうえで意識しているこを秋野さんに聞くと、「身の回りの出来事を漫画にしていることが多い」とのこと。また、描く前に一旦友達との雑談で話することもあるのだそう。また、題材の見つけ方や切り口の選び方は、「身の回りの体験でちょっとおもしろかったことを大体そのままオチのコマにしようと考えるんですが、必要ないところをなるべく削って短くオチを作れるようにしたいなとは意識しています」と、創作の舞台裏を教えてくれた。



画像提供:秋野ひろ(@16_akino)

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