
――あのときお前が流産しなければ。
私がハラスメントを受けた相手は、夫でした。
自分たちの体験を元にした創作漫画を投稿している二人組の漫画家、ネギマヨ(@negimayo3)さん。今回ウォーカープラスでは「“産めハラ”しといて自分は不倫!?~最低モラハラ夫を断罪します~」と題し、モラハラ夫に追いつめられる妻のリアルを臨場感たっぷりにお届けする。
「自分が出世できないのは子どもがいないから」
勘違いモラハラ夫を断罪するまでの波乱万丈ストーリー。
――湿疹の痒みに苦しむ真由美をあざけるモラハラ夫・智樹の表情が印象的でした。キャラクターの表情を描くときに意識していることはありますか?
私たち二人とも湿疹に苦しんだ経験があるので、痒さを思い出しながら描いてました…。
智樹は人を小ばかにするような腹立つ顔にしています。どのキャラクターも表情だけで喜怒哀楽が伝わるように意識しています。
――智樹のセリフはどれもインパクトが強いですが、セリフを考えるときに意識していることはありますか?
智樹は相手が傷つくように言葉を選ぶ男なので、言葉は短く、けど心をえぐるようなセリフにしています。
いつも真奈美の想像の斜め上をいくような言葉を吐くので、即座に言い返すのが難しいんですよね…。
――作中で智樹が発するモラハラ発言のオンパレードにげんなりしますが、今回の話の中で一番ネギマヨさんが不快感を覚えた智樹のセリフはなんですか?
流産関係ですね。智樹が子どもにこだわる理由も自分勝手でムカつきます。
取材・文=濱田瑠奈