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【生まれたとき、両親は無職】貯めていた1000万円を使ってみてわかった、人生で大切なこと【作者に聞いた】

  • 2024年2月1日
  • Walkerplus

生まれたとき、なんと両親は無職。25歳のときに、子どものころからの夢だった1000万円の貯金を達成するも、幸せとは程遠く……。アラサー女性の等身大の幸せを考える鈴芽とろさんのコミックエッセイ「1000万円貯めたけど病んだ話」がウォーカープラスで連載中。

最終回となる今回は、「人生って思ったより…」をお届け。ようやく心身が回復してきたとろさんは、貯めていた1000万円と向き合うことに。そうして見えてきた、人生でもっとも大切なこととは。

■作者の鈴芽とろさん「『いつか』よりも大切なのは今だと思えるように」
――「やりたいことをやる」と「お金」の両立は、難しいことですよね。やりたいことがあるけれどお金がない、という人もいれば、とろさんのようにお金は貯まっているけど、やりたいことはできていない・思いつかない、という人もいると思います。現在、とろさんは「やりたいこと」と「お金」のバランス、取れていると感じますか?

昔より上手になりました!経験・自己投資にはお金をケチらないことにすると決めてからは、ストレスなく生活が豊かになりました。逆に、それ以外の興味のない部分には、しっかりとケチです(笑)。

――今後、仕事とお金に対して、どんな考え方で生きていきたいと思いますか。

「いつか…」と思ってると一生行動できないので、やりたいと思ったときに行動しようと心がけてます。貯金も「いつか」のためにしていましたが、結局大事なのは「今」だと気付いたので…!

――今回はついに最終回です。全12回を通して、描くのがつらかったところ、描くことで発見したことなどはありましたか?

休職時代のことを描くのは未だにしんどい部分がありました。完全回復って本当に時間がかかるのだと再認識しました。

――連載中、読者の方から反響や感想などはありましたか?

同じような状況の方から、多くのDMをいただきました。すべてにお返しできず申し訳なかったのですが、どうか皆さん休んでほしい……!と思いながら描いていました。

――この連載をまとめた電子書籍が3月に発売されます。どんなふうに読んでもらいたいですか?

しんどい…ってなったときに読んで「こんな奴もいるんだなあ」と思ってもらえるとうれしいです。心のお守りとか、ひと休みするとき用に読んでもらえると、もっとうれしいです。






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