カーテンを開けたままで過ごしていると、隣のアパートの外階段から部屋の中が丸見えに…。そんな物件に住んでいた友人の体験談を漫画にした、退屈健(@taikutsu1)さんの「隣のアパートの外階段」が話題だ。友人が部屋から見た光景は不可解で、冷静に考えれば考えるほど恐ろしくなってしまう。今回、本作を手掛けた退屈健さんにインタビューを実施。製作の舞台裏などを語ってもらった。
■誰もがおののくあのシーンは「ずっと眺めていたら、怖いのか怖くないのかわからなくなってしまった」
友人の実話をベースとしている本作。「結局あの女性は何者なのか…」という思いを抱いた読者も少なくないだろうが、退屈健さんは「スッキリと謎が解けたわけではなかったので、怖いより先に心配になりました」と、友人から話を聞いた際の感想を明かす。
本作を描く上で気をつけた点については、「ホラー漫画の描き方はわからないのですが、自分なりに読んでゾッとする雰囲気になるよう描きました」とのこと。一方で、「僕自身は描いているときにずっとそのコマを眺めていたら、怖いのか怖くないのかわからなくなってました」と、多くの読者がゾッとした“ポストイン”のシーンについて率直な思いを語った。
最後に、「ライブドアブログ『底辺絵描き・退屈健の毎日カツカツ生活』では、日常絵日記のほかに、このようなホラー漫画も不定期で描いておりますので覗きに来ていただけたら幸いです！」と、読者へメッセージを寄せた。
取材協力：退屈健(@taikutsu1)
