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“アニメキャラ”としての魅力が詰まった「安彦ガンダム」をガンプラで再現!プロカメラマンが引き出したポテンシャルにモデラーも感激

  • 2024年1月14日
  • Walkerplus

塗装やジオラマなど細部へのこだわりによって原作の世界観を忠実に再現するなど、手間と時間をかけるほど魅力が深まっていく「ガンダムプラモデル(ガンプラ)」。一方で、自身のイメージ通り写真に収めることに苦労している人も少なくないのでは。そこで今回、トップモデラー・ヲパ(@GunGunpla)さんの力作をプロカメラマンが撮影し、作品がどう変貌を遂げたかを紹介する。

■撮影のポイントは「陰影とディテール」にあり!

今回ヲパさんが製作した作品は『RX-78-2 ガンダム 最終決戦仕様』。「一年戦争を戦い抜いた機体・RX-78-2 ガンダム。何度か整備修理・改修を経て、実戦に耐えうるよう手入れをされ、宇宙要塞ア・バオア・クーの最終決戦に挑む」という設定で、1980年発売の1/60 ガンダム(旧キット)を使用している。その理由については、「手間はかかるものの、完成したときの満足感があるのと、顔にも手を加えるつもりだったので大きなサイズの方が都合がよかったんです」とのこと。

製作にあたっては、ヲパさんが敬愛する「ファースト劇場版3部作」の“安彦ガンダム”(※作画監督の安彦良和さんが描く「キャラクターとしてのガンダム」)の再現を目指したそう。そのこだわりは強く、「一度は完成したものの、なんだか似てないんです。気になって仕方がなくなり、キットの頭部を使って新しく作り直しました。隈取りとマスク、そして顎、それぞれのバランスを見直しました」と、納得行くまで作り直したというから驚きだ。

そんな“安彦ガンダム”を再現したヲパさんの作品を、プロカメラマン・佐々木薫さんが撮影することに。その魅力を最大限に引き出す方法について、佐々木さんは「ポイントは陰影とディテールです。照明もバチっとあてるのではなく陰影が出るよう意識しました。あとはスケール感が出るように少し下からあおり目にワイドレンズで撮影したのと、モデラーさんがこだわったウェザリングをマイクロレンズで接写しました」と明かしてくれた。

プロの技法を目の当たりにしたヲパさんは、「これまで一眼レフで撮影したことはありますが、背景・ライティング・ピント・被写界深度・色温度の調整などに苦労していました。今回、プロの方に撮影していただいて、しっかりと撮影された作品は十二分に魅力を伝えることが可能なのだと痛感しています。一眼レフカメラが欲しくなっちゃいました(笑)」と、ガンプラ撮影の難しさと楽しさを再確認したようだ。

取材協力:ヲパ(@GunGunpla)

(C)創通・サンライズ

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