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【挨拶だけで恋人認定!?】手作りおでんを押し付け、勝手に彼氏と思い込む…隣人ストーカーの暴走が止まらない【作者に聞く】

  • 2023年12月28日
  • Walkerplus

初めての一人暮らし、隣人へ引っ越しの挨拶をしただけなのに、執拗なストーキングがはじまり、しかも何故か自分を恋人と思い込んでいるようで…。
Instagram(@negimayo3)とブログ「ここはネギマヨ荘」で、自分たちや周囲の経験をベースに漫画にして発信している二人組のクリエイター、ネギマヨさん。作品の多くはネギさんが作画を、マヨさんが原作と塗りを担当し、家庭でのトラブルや身近に潜む強烈な人物、ストーカー被害などをフィクションを交えた作品に仕上げ人気を集めている。

なかでも、ネギさんが就職してはじめての一人暮らしを始めたときの隣人を描いた「俺の手作りおでん食べてください」は、Instagramで反響を集め、ネギさんも「不動の一位」に挙げるエピソード。引っ越しの挨拶をしただけなのに、手作りおでんを無理やりおすそ分けしようとするのをはじめ、待ち伏せやつきまといと、不穏な行動を連発する隣人の男性・肝杉さん。「自分を彼氏だと思い込んでる」など、肝杉さんのエスカレートしていく狂気に身の毛もよだつコミックエッセイとなっている。今回は作者のネギさんとマヨさんに、そんな同作の制作背景をインタビューした。

■純朴と狂気が重なり合った隣人「肝杉さん」を描くまで
――Instagramで人気を集め、ネギマヨさんの創作活動の中で「アカウントの方向性が決まった」という同作ですが、制作のきっかけを教えてください。

【ネギ】最初にマヨの過去の話をエッセイ漫画にしたんですが、そのときに「マヨは刺激的な人生だよね。私には刺激的な過去がないな」って話をしたんです。そしたらマヨから「いやいやあるじゃん。“おでん”」って言われて「あーーーーー」って思い出しました。

【マヨ】私からしたらネギも十分刺激的な人生なんですよ。

【ネギ】自分は平凡な人生だと思っていましたが、人生振り返ったらいろいろありましたね。

――肝杉さんの行動も去ることながら、登場するたびインパクト大のデザインも鮮烈です。キャラクターとして仕上げるうえで、どのような点にこだわりましたか?

【マヨ】おでんの差し入れを聞いたときに純朴な人かもしれないと思っていたので、純朴に狂気、思い込みと親切を組み合わせました。

【ネギ】友人の旦那さんに「肝杉さんはフグみたいでかわいくて推し」って最近言われてうれしかったです。

――また、漫画として描くうえで構成や演出で意識されたポイントがあれば教えてください。

【マヨ】彩色ではモノクロかカラーか悩んだ末、怖くしたかったので、黒と黒めの赤で描きました。

【ネギ】キャラクターのフォルムが丸いので、迫力のある怖さを出すのが難しくて苦労しました。マヨが怖く気持ち悪く仕上げてくれたので、いつも完成が楽しみでした。

――現在でも屈指の人気を集めている作品ですが、未読の方に向けて作者としての見どころをうかがえれば幸いです。

【マヨ】内容が黒すぎて読むの疲れそうだと思いますが、当事者のネギは元気にしているのでさくっとキモ怖がっていただければうれしいです。

取材協力:ネギマヨ(@negimayo3)

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