女子同士特有の距離感の近さやベタベタ…男性同士ではなかなか見ない光景だ。それは学生時代をピークに社会人になってからも続く。この漫画の著者である万福さんは、「女子特有のあれが嫌すぎるのは、自分だけかも…」とモヤモヤを抱えていたが、この漫画をSNSにアップすると意外にも「私もです！」という女性からの共感の声が多く届いた。
万福さんは、男女関係なく、あまり仲良くない人との過度のスキンシップが昔から苦手だった。いきなり抱きついてきたり、胸を触りあってバストサイズを確認したり…。周りの女子たちが普通に行っていることが苦手で地味にストレスをため込んでいた。
この漫画は万福さんが前の職場で体験した実際の出来事を元に描かれている。はっきりと「やめて」と意思表示しているにも関わらず、懲りずに触ってくる女の子。万福さんが強めに怒ると、その女の子は驚愕の発言をするのだった…!!女の子が万福さんを触ってくる驚きの理由とは…!?万福さんにこのエピソードについて話を聞いてみた。
――女子特有のあるあるですね！男性がするとセクハラでアウトなのに女性がすると嫌がっていてもセーフになるのは不思議ですよね。
はい。この漫画は女性からの共感の声が1番大きかったエピソードで、同じように思ってた人結構いたんだ～ってうれしかったです。
――その後、万福さんなりの対処法は見つかりましたか？
着替える時間を少しずらしてみたりしましたけど、早く帰りたかったりするときは「なぜ私が不便を強いられているんだ」と思いました。とにかく“彼女を察知して避ける”という技が身につきましたかね(笑)。でもこのときの職場の彼女のように、ハッキリ言ってもやめない人は、その後はいなかったです。
――ほかにも苦手だったシチュエーションはありますか？
着替えのときも含めてなんですが、温泉とか銭湯など肌が露出する場面で、めっちゃ身体をガン見してくる友達がいて…。誰にでもそうだったので、無意識っぽくて注意しづらかったですね。
テレビ番組の企画でエピソード漫画を描いたこともある万福さん。元々はコロナ禍で家時間が増えたことから描き始めた漫画だが、今後は月4～5本くらいを目標にアップしていく予定とのこと。「コメントやいいねが励みになるので、してくれたらとてもうれしいです」と語る。内容はpixivと重複するが、TikTokには音楽付きで載せているとのことなのでそちらもチェックしてみて！
取材協力：万福
