【待望の続編】祖母が作った家政婦の「アンドロイド」がオタ孫にまで波及!?好みを詰め込んだら、父「やっぱやりづれぇわ」のオチ【作者に聞く】

  • 2023年10月20日
  • Walkerplus

家に一台、家政婦としてアンドロイドを持つことが常識。そんな世界を描いた、村崎ユカリ(@murasakiyukarir)さんの「理想のアンドロイドを作る話」の続編がX(旧Twitter)で公開され、前作累計7万を超えるいいねが集まっている(2023年10月18日時点)。好みを詰め込んだアンドロイドとは、一体どんな姿をしているのだろうか?



■祖母が創作したアンドロイドは、ツンデレ系魔界第二王子だった!!
作者の村崎さんに本作のきっかけを聞くと、「ロボットのニュースを見ていて“いつか一家に1台アンドロイドがいるのが普通”みたいな世の中になるのかな」と想像してるうちに、土台の話が思い浮かびました」と話す。熱量をこめた2日間で描き上げた作品に、5万を超えるいいねが集まった。

時は2083年。今や一家に1体アンドロイドを所有するのが当たり前の世界。祖父が他界し、高齢になった祖母のために、娘や孫が「そろそろアンドロイドを買ったら?」と勧めた。アンドロイドがいれば、力仕事も買い物も全部任せられる。容姿も自分の好みにカスタムできるので、そばにいて「楽しいわよ」とアンドロイドを持つ友人は話す。

「そろそろアンドロイドを持ってみてもいいかも…」と、祖母は自作デザインのアンドロイドを発注。その理想のアンドロイドは、「ギルディア=ロッド=シン=ダークスター」という、ゲームの世界のような魔界の第二王子だった。アンドロイドの設定は、「“厨二病の概念の詰め合わせ”がコンセプトかもしれないです」と村崎さん。祖母の作ったアンドロイドに娘も孫も大興奮!家族に引かれるかもしれないという祖母の心配は、杞憂に終わった。


■続編は、孫が主人公。2つのキャラを描いたけれど、予算的に厳しい状況に相談員が出したアドバイスは?
その後、「孫がおばあちゃんの影響で自分も理想のアンドロイドを作ろうとする話と、自分の趣味を出せずに無難な発注をしようとするお客さんの本心に気づいて背中を押してあげる販売員さんのお話は、描きたい気持ちがあります」(村崎さん)と、以前答えてくれた続編が公開された。

続編のポイントについて聞くと、「1作目で登場したキャラクターをなるべくたくさん出す、ということでしょうか。そしたら思いのほかページ数が長くなってしまったんですが(笑)」と話す。

孫は2体のアンドロイドを作りたいというが、予算オーバーでそれは叶わない。そこで、デキる相談員が進めたのは、アンドロイドを二重人格にするという方法だった。オタクの夢をいっぱい詰め込んだアンドロイドだが、家族の反応は?

続編には「オタクと一般人の反応がいっぺんに見られるのがいい」というコメントも届く。オタクの世界がわかる人とわからない人の対峙がおもしろい。「個人的に、“オタクな人とオタクじゃない人の会話”が妙に好きなので、その趣味が出てしまったかもしれません」(村崎さん)。自分好みの見た目のアンドロイドがいたら、毎日が楽しくて仕方がないだろう。



さらなる続編について聞いてみると、「現在連載中の『政略結婚はオタ恋のはじまり』の作業の隙間時間を見つけて少しずつ描いていけたらと思います」と読者の声に応えてくれた。

取材協力:村崎ユカリ(@murasakiyukarir)

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