
35歳、独身、ほぼ無職、働きたくない、何もしたくない...。漠然と「もう死にたい」気持ちを抱えながらも「人生でやりたいことリスト」をなんとか捻り出し、消化していくことで、生きづらさに抗っていく...。ウォーカープラスで連載中で、9月6日には連載をまとめた書籍を発売した『生きるのがしんどい女が「死ぬまでにやりたいことリスト」を消化していく話』はそんなタワシさんの体験をまとめたコミックエッセイだ。今回は「死ぬまでにやりたいことリスト」の8つ目である「滝行」を体験した話の後半。作者のタワシ(@tawashi3333)さんに滝行で辛かったことや、終わったあとの感想を聞いた。
■生きるのがしんどい女がスカイダイビングや断食に挑戦
タワシさんは2022年7月より、X(旧Twitter)で本作の投稿をスタート。スカイダイビングや一人アフタヌーンティーなどに挑戦する様子を描き、これまでに合計10万件以上のいいねを獲得している。第1話は3万いいね以上のバズツイートとなり、「共感しながらも笑える」「おもしろい!頑張ってください!」「ダジャレセンスが好きすぎます」といったポジティブな反響が多数寄せられている。
■人生で一度の経験だと思えばやってよかった
――滝行で一番辛かったのはどの場面でしたか?
滝の中にいるときは、息ができなくて苦しくてしんどかったです。水が痛くて冷たくて、自分は何をやっているんだろうと思いました。
――滝行をやってみた感想を教えてください。
冷たくて痛くてつらかったですが、人生で一度の経験だと思えばやってよかったです(二度とやりたくないです)。
――滝行を終えたことで「生きるしんどさ」に変化はありましたか?
終えた直後はスッキリした気持ちになりましたが、時間が経つと、またしんどい気持ちになってきました。この先どんな経験をしても、自分は一生しんどいんだろうなと思いました。
※本作は作者が実際に体験したことをもとに制作していますが、プライバシー保護や、個人、施設等の特定を避けるために一部フェイクを入れております。