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試食コーナーに子供だけ行かせて、親は「こっち来ないで」!?食べたゴミを投げ捨てる、その態度に思うこと【作者インタビュー】

  • 2023年8月2日
  • Walkerplus

デパートやスーパーでの試食。「買わなければいけない」という思いがあるからか、近づきたくない親と食べてみたい子供のやりとりを描いたタジマオオカ(@pu92yu)さんが描く実録漫画「試食漫画」をご紹介する。「こっち来ないでよ、気持ち悪い!」と、失礼な言葉を投げつけた親の意味は?


■試食販売コーナーにできるだけ近づきたくない!?でも、その態度はありなの…!?
コロナ前には、当たり前だった試食販売。「食べたら買わなくては」と思う人も多く、敬遠しがち。しかし、試食販売員からすると「買わなくてもいいから、食べてほしい」というのが本音だそうだ。新製品の味を多くの人に知ってほしい、デモンストレーションだからだ。よくある試食コーナーでの出来事。子供が「試食したい!」と親の手を引っ張っている。

販売員は、子供に直接試食を渡すのはNG。アレルギーがあるかもわからないため、保護者に直接手渡さなければいけない。しかし、親は試食ブースには近づきたくない様子で、子供に「もらってきなさい」と指示をするばかり。

ーー試食コーナーでは、食べたらなんとなく買わなければいけない気がして、足が遠のいてしまう人もいますね。

試食をおすすめする側としては、とにかくお味を見てほしいので買う買わない関係なく、多くの方に試していただきたいです。ただ、やはり「買わなきゃ」と思ってしまいますよね…。お客様に負担をおかけしないよう、工夫してお渡ししたいと思っています。

ーー親の対応として子供に見せてほしくない姿、本当にそうだと思います。他にもこのようなことがあったりしますか?

基本的に販売員はお客様に何を言われても、丁寧に失礼のないように接します。明らかに小学生や中学生と思われる年齢の方にからかわれることもあり、「接客業の人には何をしてもいい」という誤解がもしも未成年の方々にあったら、それは悲しいことだと感じています。

ーー販売員をしていると、理不尽なことも少なくないと思います。それでも販売員が好きなところはなんですか?

確かに理不尽な方もいらっしゃいますが、多くの方は良識のある優しいお客様です。そういったお客様に出会えたり話したりしていると「人っていいな」と思える瞬間があって、それが販売の仕事を続けるモチベーションになっています。


試食販売のルール上、保護者が子供に試食品を手渡さなければいけない。しかし、ご時世的にも心情的にも近づきたくない保護者。試食した容器を回収しようと販売員が近づくと、保護者は「近づかないでよ、気持ち悪い!」といいながら、ゴミを投げつけてきた。子供の前で取る態度としていかがなものか…。販売員は、言いようのない悲しみを抱えた。

■取材提供:タジマオオカ(@pu92yu)

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