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キャンプ場徹底解剖!「常滑りんくうビーチキャンプ」(愛知県常滑市)|おしゃれなビーチサイドで、季節限定の絶景海キャンプ

  • 2023年6月27日
  • Walkerplus

「常滑りんくうビーチキャンプ」(愛知県常滑市)は、毎年4月から11月までの週末と祝日および夏休み期間にオープンしている特設キャンプ場だ。穏やかな波が押し寄せるビーチで“海キャン”が楽しめることから、毎シーズン人気を集めている。さらに同じ敷地内には、おしゃれなカフェや話題のサウナ施設なども!そんな大注目の特設キャンプ場を、キャンプ好きライターが現地取材し、その魅力を確かめてきた。

■【ロケーション】目の前はビーチ!名古屋から好アクセスで買い出しも楽々
キャンプ場のある「常滑りんくうビーチ」は、東海エリアの空の玄関口である「中部国際空港 セントレア」の対岸部に作られた人工ビーチだ。人工海浜としては東海エリア最大級で、長さ約600メートルの砂浜が続いている。防波堤に囲まれた内湾にあるので、海の波は比較的穏やか。毎年7月中旬から8月末までは、海水浴も楽しめる(2023年は7月15日(土)から8月31日(木)まで)。

名古屋市内からは車で約45分と好アクセスで、知多横断道路・中部国際空港連絡道路(セントレアライン)のりんくうICを降りてすぐに「常滑りんくうビーチ」の第1駐車場に到着する。近隣に「イオンモール常滑」や「コストコ 中部空港倉庫店」などがあり、買い出しも便利だ。

■【キャンプサイト】草原の広々フリーサイト。絶好のロケーションで“海キャン”ができる
キャンプサイトは「常滑りんくうビーチ」の敷地内で、キャンプ専用エリアを区分けして設けられている。1日限定25組のフリーサイトで、1サイトの定員は5人まで。テントとタープそれぞれ1張ずつ、約8×8メートル以内に収まる形で設営するのがルールだ。

キャンプサイト全体は満員でも隣のサイトとの間隔に余裕を持って整備されているが、それでも周囲への配慮はお忘れなく。海から近い場所がいいなどお目当ての場所がある場合は、早めにチェックインするのがよさそうだ。

キャンプサイトの地面には草が生えている。柔らかいのでペグダウンはしやすいが、海のすぐ横という場所柄、強い海風が吹く可能性もあるので、長めのペグを必ず持参してほしい。焚き火はOKだが、直火は不可のため、焚き火台や焚き火シートなどを使用しよう。

「中部国際空港 セントレア」を離発着する飛行機が見られるのはもちろん、「常滑りんくうビーチ」は美しい夕日が望めるスポットとしても知られている。天候のいい日は、キャンプをしながらサンセットを眺められるのも大きな魅力だ。


■【各種設備】「常滑りんくうビーチ」との共有設備を利用
キャンプ場についたら、まずは管理棟を兼ねたカフェ「SEA AND SKY TERRACE」でチェックイン。キャンプ用品のレンタルはないが、炭(3キロ700円)や氷(2キロ500円)、金網(1枚500円)などはこちらで購入できる。

カフェはまるで海外のリゾートのような開放的な雰囲気だ。ビーフカレー(700円)やフライドポテト(500円)といったフードメニューや、かき氷(400円~)、アルコール含む各種ドリンクなどを販売している。全メニューテイクアウトOKで、キャンプサイトに持ち帰ることもできる。

トイレや更衣室、シャワー、炊事場、ゴミステーションなどは、駐車場の隣にまとめて設置されている。すべて「常滑りんくうビーチ」と共有の設備になるため、マナーを守って利用しよう。トイレは男性用、女性用、バリアフリートイレを備えた建物が2棟あるが、海水浴シーズンや時間帯によっては混雑することも予想される。また、キャンプサイトからは少し距離があるので、余裕を持って行動するのがいいだろう。

シャワーは冷水のみで、9時から17時の間、無料で利用可能。基本的には海水浴客を想定された施設のため、男女に分かれておらず、仕切りなどもないオープンな場所。水着などの着用は必須だ。ゆっくり湯に浸かりたい人は、「イオンモール常滑」の敷地内にある入浴施設「常滑温泉 マーゴの湯」を利用するのがおすすめ。希望すれば、チェックイン時に割引クーポン券がもらえる。

■【楽しみ方】注目のサウナにドッグラン、おしゃれなBBQ施設も!
キャンプサイトは、リード着用の場合に限りペット同伴OK。さらに、キャンプサイトのすぐ横に無料のドッグランがある。草が生えた広い場所で遊ばせることができるのは、犬連れキャンパーにとってうれしいポイントだ。

「常滑りんくうビーチ」の敷地内にある、常設型の男女混浴アウトドアサウナ施設「Steamers Beach & Sauna」にも注目!2022年夏にオープンしたばかりの新施設で、基本プランではテントサウナを、貸切プランではフィンランド製のトレーラーサウナなどが楽しめる(土曜・日曜・祝日 60分1人2000円ほか、予約推奨)。サウナ利用の際は水着とサンダルの着用が必須で、レンタル(水着1着500円)も可能だ。

サウナで汗を流したあとは、そのまま海に入って体をクールダウンするのもいい。誰でも最高の“ととのい”体験ができることで、サウナ好きからも熱視線を浴びている。

また敷地内では、毎年4月から10月までの土曜・日曜・祝日と海開き期間中、日帰りBBQ専用区画もオープン(1区画1500円、クリーン費込み)。


さらに、もっと贅沢にBBQを楽しみたいという人は、隣接のBBQ施設「Link del mar(リンクデルマー)」へ足を運ぶのもおすすめだ。こちらは地中海に浮かぶ「イビザ島」のリゾートをイメージした複合BBQ施設。海を眺めながら、グランピングスタイルでスペイン風BBQを堪能することができる。

アクセスも良好で、周辺施設やグルメ、アクティビティも充実した「常滑りんくうビーチキャンプ」。公共のビーチに特設された季節限定のキャンプ場のため、キャンプ利用者だけでなくビーチや隣接の施設を利用する客も訪れる。それゆえに、専用のキャンプ施設とは異なるオープンな雰囲気だ。仲間とワイワイ、にぎやかに過ごしたい人にはぴったりのキャンプ場と言えそうだ。



取材・文=前田智恵美/撮影=古川寛二

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