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人気芸人を輩出した“伝説の枠”で2つの新番組がスタート!フースーヤ・谷口「華大さんと千鳥さんに『ラチャ』と言わせたい」

  • 2023年5月25日
  • Walkerplus

CSスポーツチャンネル「GAORA」、兵庫県を中心に番組を放映している「サンテレビ」による新番組の合同発表会見が、2023年5月17日によしもと漫才劇場(マンゲキ)で行われた。

この会見では、6月から放送開始となる『マジで勘弁!けびた君』『カベポスター・天才ピアニスト・フースーヤのワチャラチャ忍忍』の2つの新番組を発表。レギュラーとして登場する6組の芸人たちが登場し、番組の見どころや出演に向けての意気込みなどを話した。

■5人兄弟のドタバタバラエティ!『マジで勘弁!けびた君』
最初に紹介されたのは、GAORAで6月3日(土)から放送される新番組『マジで勘弁!けびた君』。5月に終了する『ロングコートダディ・ニッポンの社長のぼちぼちストレンジャーズ』の後番組で、昭和レトロな街並みで育つ「けびた家」の5人兄弟がさまざまな人を巻き込み、ドタバタバラエティを繰り広げるというコンセプトだ。

会見ではレギュラーのkento fukaya、ビスケットブラザーズ(きん、原田泰雅)、滝音(さすけ、秋定遼太郎)の3組が、けびた家5人兄弟の姿で登場。見どころや注目ポイントなどを話した。なかでも目玉なのは『元○○さん登場』という企画で、さまざまな職業を引退した“元○○さん”をゲストに招いてその世界の裏話を聞き、出演者がそのジャンルに関わることに挑戦するコーナーだ。初回収録では「元万引きGメン」や「元力士」を招いたという。

もう1つのポイントは、番組イラストを『海月姫』『東京タラレバ娘』で知られる漫画家・東村アキコが手掛けているところ。ビスケットブラザーズ・原田が東村にSNSでフォローされたことをきっかけに、思い切ってオファーして実現。東村が趣味で原田の似顔絵をよく描いていたために、すぐにイラストが完成したという。

kento fukayaが「1回目では全員が仲良く収録できたので、回数を重ねるごとにパワーアップしてお送りできると思う。ぜひ、僕たちの成長を見届けてほしいです」と語ると、MCの令和喜多みな実・河野良祐が「最初から成長しといてえや!」と鋭いツッコミを入れた。

■お笑い界に“突風”を!新番組のコンセプトは「忍者」
続いて、サンテレビの新番組『カベポスター・天才ピアニスト・フースーヤのワチャラチャ忍忍』の紹介へ。6月に終了する『さや香・ラニーノーズ・ネイビーズアフロのバツウケテイナーR』の後番組だ。

人気上昇中であるカベポスター、天才ピアニスト、フースーヤの3組が、“実は忍者だった”というコンセプト。3組が扮するのは忍なのに忍ばない、目立ってナンボのお調子者忍者だ。一人前のおもしろ忍者になるため、修行中の彼らが毎回さまざまな企画や対決を行う、“忍者エンターテインメント”だという。

番組名の「ワチャラチャ」について、フースーヤ・田中が「わちゃわちゃしていくというイメージに、『ラチャ』というスペイン語で『突風』という意味の言葉を入れ、『お笑い界に突風を吹かせたい』という意味を込めた」とタイトルの由来を話した。

番組内では、6人が修行と称して体を張ったさまざまな検証を書き記す「面白忍法帖」や、特殊技能や能力を持つ忍者軍団を呼んでメンバーとゲームなどを行う「特化した能力を持つ○○芸人軍団と対決」、子供たちが使えるギャグや日常で使える豆知識などを紹介する「明日から使える!○○術披露」など、忍者というキャラクターを生かした企画が行われる予定だ。

■「けびた君」VS「ワチャラチャ忍忍」がゲーム3本勝負!
新番組の紹介が終わった後は、けびた君チームとワチャラチャ忍忍チームに分かれ、「マジで回答!答え揃えましょう!」「ワチャラチャ!風船チャンバラ!」「5秒追加綱引き」という3本のゲームに挑戦。勝ったチームにはご褒美が、負けたチームには罰ゲームが番組内で実施される予定だ。

1つ目のゲームは「○○といえば何?」というお題にメンバー全員が同じ答えを出せばクリアの「まじで回答!答え揃えましょう!」。2分間、メンバーたちは「兄弟喧嘩の原因といえば?」や「新番組で発売したいグッズといえば?」などのお題に挑戦するも、どちらのチームもボケ合戦に発展し、バラバラな回答ばかりでタイムアップ。結果は引き分けに終わった。

2つ目は「ワチャラチャ!風船チャンバラ」。頭に乗せた紙風船をチャンバラで割るというもので、大将の風船を割ったら勝利。けびた君チームは大将をビスケットブラザーズ・原田に、ワチャラチャ忍忍チームは大将をカベポスター・永見に指名してゲームスタート。開始と同時にワチャラチャ忍忍チームは猛攻を繰り出し、ものの数秒で大将・原田の風船を割って決着。永見は「後ろでわらわらしてただけだったのでつまらなかった」と漏らした。

最後のゲームは「5秒追加綱引き」。最初は0人対0人から始め、5秒ごとに袖から1人ずつ現れて綱を引き、敵チームを袖の中まで引っ張ったチームの勝利だ。1戦目ではビスケットブラザーズ・原田が飛び出して引っ張り、けびた君チームの勝利。2戦目では天才ピアニストが2人がかりで抵抗するも、ビスケットブラザーズ・きんが力づくで引き込んでワチャラチャチームの惨敗。3戦目も同じくビスケットブラザーズと天才ピアニストの勝負となったが、一瞬で決着。3戦連続でけびた君チームに軍配が上がった。対戦しているはずが、2チームの息の合ったボケに会場も大爆笑。

しかし、MC・河野の判断により、けびた君チームは5秒追加綱引きでルール違反をしたとして失格に。最終的に「ワチャラチャ!風船チャンバラ」で勝利したワチャラチャ忍忍チームの優勝となり、ゲームは終了。番組では、果たしてどのようなご褒美と罰ゲームが行われるのだろうか?

■注目株の若手芸人たちが“伝説の枠”への意気込みを語る
会見後の質疑応答では、それぞれのメンバーが番組収録に向けて意気込みを語った。GAORA、サンテレビともに“伝統の枠”と呼ばれる曜日・時間帯の番組ということで、全員やる気満々だ。

『マジで勘弁!けびた君』に出演するビスケットブラザーズ・きんは、「由緒ある枠であること、そして過去の実績や出演者を見ている時に『これは安心だな、売れ確だな』と思える顔ぶれだったので、夢が叶いましたね」と目を輝かせた。

さすけ以外がNSC大阪33期生と同期のため、ビスケットブラザーズ・原田は「3組だけでしか見えない面が見えたらいい」、kento fukayaも「同期ならではの仲良さを見せたいです」と意気込みを語った。

『ワチャラチャ忍忍』に出演するカベポスター・永見は、「すごい枠をいただいたので盛り上げていきたい。サンテレビで『24時間テレビ』をして、某テレビ局の24時間テレビに被せて武道館で収録をしたい」と壮大な夢を語り、報道陣を笑わせた。

また、「『ワチャラチャ忍忍』が放送される火曜夜10時は、裏で博多華丸・大吉や千鳥の番組、報道番組などがひしめく時間帯だが、そのあたりについてどう思うか」という質問に対し、フースーヤ・谷口は「華大さんや千鳥さんが『裏にワチャラチャ忍忍あるしな』と思うような番組にしたい。あのおもしろい人たちに『ラチャ』って言わせたいですね」と答えた。

天才ピアニスト・ますみは報道番組と被ることについて、「こちらも報道的な企画をしますからね!」と対抗意識を燃やし、フースーヤ・田中も「『この時間帯の番組は全部おもしろいよな!』と世間に言われたら勝ちですよね」と番組へのやる気を表明した。

取材・文=福井求(にげば企画)

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