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【漫画】割り算が覚えられなくて姉弟喧嘩勃発!?昭和を舞台に描く“子供あるある”に爆笑&ほっこり

  • 2023年3月31日
  • Walkerplus

昭和を思わせる世界観を舞台に、子供時代の“あるある”を切り取った漫画『しなのんちのいくる』をSNSに投稿している漫画家の仲曽良ハミさん(@nakasorahami)。Instagramのフォロワーは17万人にのぼる。

『しなのんちのいくる』の主な登場人物は、生意気盛りの男の子「いくる」、中学生の姉「しなの」を中心に、その家族や個性豊かな友達たち。どこにでもいるような親しみあふれるキャラクターたちが繰り広げる、思わず「あった!あった!」と言いたくなる日常の1シーンを切り取り、ギャグタッチで描いていく。

今回は、新年度にこそ読んでほしい、童心に帰れる5つの作品を紹介!仲曽良さんに作品についてのひと言ももらった。


■お姉ちゃんに勝つぞ!「二人の身長」
子供の時、自宅の壁や柱に身長を記録していた人も多いはず。この作品でも、しなのといくるが父親に身長を計測してもらうが、些細な理由がきっかけとなり姉弟喧嘩が勃発!いつも力で負けてしまういくるは、いつの日か姉の身長を追い越し、リベンジすることを誓う。

「我が家も、柱にマジックで書いてもらっていました。小学生の高学年になる頃には飽きてしまいましたが、今でも残っていていい思い出です!」

■女子は何かと大変!「好きで見学してると思うなよ」
何も知らなかった小学生時代。特に男子は遊ぶことばかりに夢中で、体育の時間に見学しなければいけない女子の理由など知る由もない。その日、体調が優れず体育を見学していたフウコは、男子のなかで唯一優しくしてくれたアキラに、思わぬ形で感謝の気持ちを伝える。

「この年頃は、男子より女子の方がいろんな意味で大人だったように思います」

■チャンスを待て!「父さんの好きなチームを応援するよ」
子供にとって1番の関心事といえば、「どうやって欲しいおもちゃを親にねだるか」。さまざまな創意工夫を凝らすなかでいくるが目を付けたのは、熱狂的な野球ファンである父親が、テレビでナイター中継を観戦している時間だった。いくるの愛くるしさがあふれた作品。

「WBCが盛り上がっていますが、僕の父もプロ野球が大好きでした。おもしろい試合はお酒も進むようで、気分良く酔っ払っている父におもちゃをお願いした思い出です。この作戦でうまくいく場合が多かったですね(笑)」

■行動こそ最高の答え!「割り算ができねえ…」
割り算に苦戦し、テストの結果も散々だったいくる。母親が心配するなか、しなのはおやつのチョコレートを例に、いくるに割り算の問題を出題する。「先生を気取りやがって」と怒りを募らせるいくるは、目の前のおやつを手に取り、思わぬ答えを割り出す!

「僕も算数が1番苦手でした。掛け算まではなんとかできたのですが、割り算になった途端に全てを見失いましたね…」

■男の子の友情。「転校生が来た日」
小学生の時、転校生が来る日はドキドキしたもの。転校生自身も新しい環境に馴染めるかと不安で、思わぬ行動を取ってしまうことも。この作品に登場する転校生・シュウも、早くみんなと仲良くなろうと思うあまり、空回りしてしまうが…。友情に胸が熱くなるストーリー。

「この話は、『しなのんちのいくる』を描き始めるきっかけになった話で、個人的にとても印象に残っています。いくるの性格が伝わるように考えて描いた話です」

子供らしくかわいらしい、ほっこりするような今回の作品。次はどんなストーリーが飛び出すのか?お楽しみに!

取材・文=橋本未来

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