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「メイキング・オブ・ハリー・ポッター」開業日が決定!ホグワーツ特急に芦田愛菜とハリー杉山も感激

  • 2023年3月23日
  • Walkerplus

東京・豊島区のとしまえん跡地に建設中の「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター」が、2023年6月16日(金)にグランドオープンすることが発表された。

アジア初となる「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」は、映画『ハリー・ポッター』や『ファンタスティック・ビースト』の制作の裏側を体験できる、ウォークスルー型のエンターテインメント施設。「ハリー・ポッター」の屋内型施設としては世界最大規模を誇り、映画に携わった世界最高峰のクリエイター達が制作した、セットや衣装などを展示する。

3月15日には開業日発表イベントを開催。先行公開された、キングス・クロス駅のプラットフォーム9と3/4番線に、ハリー・ポッターファンとして知られる女優の芦田愛菜と、スペシャル・ナビゲーターとしてタレントのハリー杉山が登場した。今回は、このイベントの模様をリポートする。

■スペシャル・ナビゲーターのハリー杉山が「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」の見どころを紹介
イベントは2部制で行われ、1部では「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」の見どころを、ナビゲーターのハリー杉山が紹介。「みなさまようこそ!実に光栄です。生粋のポッタリアン。人生に何度も何度もハリー・ポッターシリーズに救われました」と、元気よく登場。

本国・イギリスの「ワーナー ブラザース スタジオツアー ロンドン」に何度も足を運んでいるというハリー杉山は、「夢が実現に変わる瞬間をそこで味わいました。本当に作品の中に瞬間移動して、ホグワーツ特急やホグワーツ魔法魔術学校、そしてさまざまなシーンが味わえるような体感を、ついに東京でも楽しめる」と、グランドオープンが待ちきれない様子だった。

■9と3/4番線ホグワーツ特急
魔法ワールドへの入り口となる、キングス・クロス駅の9と3/4番線。マグルには見えないプラットホームには、ホグワーツ魔法魔術学校へ生徒を運ぶホグワーツ特急が停車している。実際に乗車することも可能で、ハリーやロンのように、カートを押して壁をすり抜ける瞬間を写真撮影で楽しむことができる。展示されているホグワーツ特急は、1929年に製造され実際にイギリスで運行されていた蒸気機関車で、イギリスで改装されたあと日本へ運ばれてきた。

■大広間
広大なホグワーツ城で最も印象的な場所のひとつ。10年の撮影で、宴会やクリスマス・ダンスパーティー、そして魔法決闘など、数々のシーンの舞台となった。石畳の床や背の高い窓、木製パネルでできた壁は、英国オックスフォード大学のクライストチャーチ・カレッジがモデルとなっている。

■禁じられた森
温かいハグリッドの小屋にたどり着くか、暗さを増す森の中心部に迷い込むか、2つのエリアを探索。どちらの道を選んでも、ヒッポグリフのバックビークなどの魔法動物に出合える。しかし、暗間の中を進むと、木々を飛び回る吸魂鬼(ディメンター)や、間に潜むアクロマンチュラのアラゴグなど、魔法ワールドの恐ろしい生き物と対峙することに。

■ダイアゴン横丁
シリーズに度々登場するこの横丁は、壁の位置や店の並びを変更したり、建物全体の角度を左右に微妙に変えたりと、その都度絶妙な調整を加えながら完璧な街並みが作られた。それぞれのショーウィンドウで展示されているディテールも要チェック。

そのほかにも、ダンブルドア校長の部屋やグリフィンドールの談話室など、映画でお馴染みのセットや衣装、小道具がたくさん展示される予定。また、ロンドンのツアーにはないスタジオツアー東京だけのオリジナルのセットとして、「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」に登場したグレート・ウィザーディング・エクスプレスを展示。車両は、作品の時代設定に合わせ、アールデコ調の華やかな装飾で再現されている。

さらに、スタジオツアー東京には、14のテーマに分かれた世界最大のハリー・ポッターのショップも登場。店内は、特別に作られた7000を超える小道具で装飾され、ハニーデュークス、オリバンダーの店、フローリシュ・アンド・ブロッツ書店など、ダイアゴン横丁にあるお店のエレメントをモチーフにした美しいデザインも見どころとなっている。

「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」限定アイテムも数多く販売。レストランやカフェでは、フィッシュ・アンド・チップスやイングリッシュ・ブレックファースト、アンブリッジ教授のアフタヌーンティー、バタービールなど、英国伝統料理や映画でお馴染みのメニューも楽しめる。

イベントには、スタジオツアー東京 ゼネラルマネージャーのトーベン・イェンセン氏と、バイスプレジデントの松尾俊宏氏も登場。「目の前のホグワーツ特急のセット、いかがでしょうか?迫力がありますよね。ファンなら、ハリーが辿った足跡を自分も体験したいと思うでしょう。ここ『ワーナー ブラザース スタジオツアー東京』では、ハリーが魔法ワールドへの旅を始めたホグワーツ特急の中に乗りこみ、共に旅立つことができるのです」とトーベン・イェンセン氏が挨拶。

続いて登壇した松尾俊宏氏は、施設を建設する場所探しから携わっていたそう。「日本には、本国・イギリスを凌ぐ、熱烈なハリー・ポッターファンが多くいます。展示されている映画のセットや衣装、小道具などは、実際の映画制作に携わったクリエイターたちの巧みな技術の結晶。日本には“ものづくり”の文化が根付き、職人が手がける技術へのリスペクトが高い。それ以外にも、日本人は魔法の世界に関心が高いなどが挙げられます」と、世界中の候補地から日本が選ばれた理由を語った。

■芦田愛菜とハリー杉山がハリー・ポッター愛を語り合い、胸を躍らせながらグランドオープン日を発表!
2部では芦田愛菜も加わり、「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター」の開業日と、チケットの予約日を発表するセレモニーが行われた。

ロンドンのスタジオツアーに行った感想を聞かれたハリー杉山は、「まず、大広間に入った瞬間から感無量な気持ちで圧倒されてしまいました。作品の中に瞬間移動したような感動を味わえます。僕、本当に1日ぐらい過ごしてしまったんですけども、細かいディテール、このクラフツマンシップっていうのが、世界中のハリー・ポッターファンだけじゃなく、日本人の心を揺さぶるような感動を与えてくれるんですよ。ここにハリーもロンも、なんなら名前を言っちゃいけないあの方もいたと思うと…。それが日本でも楽しめるようになる、うれしいです」と語った。

ハリー・ポッターとの出会いについて尋ねられた芦田愛菜は、「小学校の図書室に本が並んでいて、すごく分厚い表紙で魔法の呪文の本みたいな感じがしたんです。それに惹かれて手に取ったのがきっかけなんですけど。そこから同じように“ハリポタシリーズ”を好きになった友達がいて、一緒に読み進めていって、『どんな登場人物が好きだ』とか『どういうシーンが好きだ』みたいな話をして、どんどんハマっていきましたね。当初は登場人物たちと同じくらいの年だったので、ハリーたちが魔法を使って学校に通っているのをすごく身近に感じて。そういう魔法の世界観だけじゃなくて、登場人物たち一人ひとりのストーリーや裏設定も細かくて、知れば知るほどもっと知りたくなる、そういう感じがすごく好きですね」と、惹かれた理由とシリーズの魅力について熱弁した。

一方、学生時代にホグワーツ魔法魔術学校のような寮生活を送っていたというハリー杉山は「それこそ大広間のような長〜いテーブルで、いつも『いただきます』『ごちそうさまでした』をラテン語で言わなきゃいけないような学校でした。そこで原作本がものすごいブームだったんです。みんな読んでいて当たり前。そこから映画を通して、やっぱり“推しは誰?”ってなるです。僕が住んでいた寮では、みんなドビーが好きで、もう夜な夜な寝ないで、ずっとドビーのものまね合戦をしていました。みんな『You shall not harm Harry Potter』って言っていました。こんなものまねを、何回も何回もやっているんで、大体イギリス人はドビーのものまねが上手いです」と、ものまねを披露しながら、学生時代のエピソードを語った。

イベントでは、後ろに停車しているホグワーツ特急が、「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」へ運ばれてきた様子を映像で紹介。トラックで運搬されてくる様子を見て「こうやって映像を見ると、本当に“映画を手掛けられた方々が作ったものが日本に来ている”っていう実感が湧いて、オープンがすごく待ち遠しくなりますね」と、スケールの大きさに感動した様子の芦田愛菜。ハリー杉山は「ハリー・ポッター、ホグワーツ、そして日本が繋がったような瞬間を、映像を通して感じさせていただきました。そういった数々の方々の思い、努力によって、目の前にこうやってホグワーツ特急が姿を現しているので本当に感無量ですよ。ホグワーツ特急の中に住みたいです」と、感動していた。

そして、いよいよ開業日発表の瞬間。3・2・1のカウントダウンで「アロホモラ!」の開錠する呪文と共に幕が落とされ、開業日2023年6月16日(金)を知らせるモニュメントが披露された。芦田愛菜は「あと3カ月くらいですね。どんなセットが公開されるかっていうのもすごく楽しみなんですけど、東京ならではの体験ができるみたいなので、それも楽しみです」と語った。

さらに、チケットの発売が3月22日(水)の14時からということが発表されると、「小関裕太くん、加藤諒くんと3人で『ハリポタ会』を作っているので、芦田さんもよかったら来ませんか?」とハリー杉山。続けて、「家族や大切な人たちとみんなと一緒に行きたいですね」と今年10回ぐらい行くと宣言した。

「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター」のグランドオープンまでのカウントダウンがいよいよ開始。チケットの争奪戦をくぐり抜け、魔法ワールドの裏側を覗きに行ってみよう!

取材・文=北村康行
撮影=阿部昌也

‘Wizarding World’ and all related names, characters and indicia are trademarks of and (C) Warner Bros. Entertainment Inc. – Wizarding World publishing rights (C) J.K. Rowling.

Warner Bros. Studio Tour London – The Making of Harry Potter.

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