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99歳ヤス子ばあちゃん!下を見たまま動かない姿に一体何が!?自立歩行を見守るのが家族の役目です【作者に聞く】

  • 2023年3月6日
  • Walkerplus

満99歳を迎えたヤス子ばあちゃんと家族のエピソードを描くたばやん(@obaatyanntoissy)さん家族漫画「おばあちゃんと一緒」。ヤス子ばあちゃんの富山弁や豆知識に魅了される人が多く、自分の祖母との思い出も蘇ると人気を集めている。今回は、立てなくなった!?と思ったら、流石のヤス子ばあちゃん!!な3000いいねを超えたエピソードを紹介しよう。


■時間がかかっても自分の足で歩きたい!そんなヤス子ばあちゃんを見守り隊
今までは、手すりや家具を伝って、実にアクロバティックに座椅子まで歩いていたが、99歳になったヤス子ばあちゃんは、杖を使って家の中を歩くようになった。しっかりした足取りで自分のしたいことをし、それを温かく見守る家族の姿が描かれている。

「99歳になったおばあちゃんは、少しずつ出来ないことが増えていく中でも、いろいろと受け入れながら、道具を使ったり考え方を変えたりして、心地よく過ごせるように生活しています」と、たばやんさんは語る。

しかし、立ち上がるまでには時間がかかるようだ。下を向いているヤス子ばあちゃんを見かけて、「手を貸そうか!?」と慌てて駆け寄るたばやんさん。だが、ヤス子ばあちゃんは、自分のバランスで立ち上がるのがいいと言う。そんなある日、やっぱり下を向いているヤス子ばあちゃん。大丈夫だろうか?と見守っているとすくっと立ち上がりゴミ箱へ。下を向いて歩くので、落ちてあるゴミを見つけてしまうオチだった。

■ひとまずお別れ!「また会える」のに見送られると離れ難い
たばやんさんが自宅に戻る日。ヤス子ばあちゃんに挨拶をすると、玄関まで見送ってくれた。扉を閉めるまで、見送ってくれるヤス子ばあちゃんの姿に別れ難さと切なさが漂う。

■一緒にご飯を食べる「オトモダチ」を待ちわびて
そんなヤス子ばあちゃんは、たばやんさんのことを朝を一緒に過ごす「オチモダチ」と称している。年末からの疲れが出て、たばやんさんが昼までぐっすり眠ってしまって朝寝坊した時、一緒にご飯を食べたいとくるのを待っていた。

■帰省するとヤス子ばあちゃんの手となり、足となる!
たばやんさんはヤス子ばあちゃんに起こされて、花を生けることになった。二人羽織りのような姿で、ヤス子ばあちゃんの指導の元、花を生けると豪華な生花が完成した。

またある日は、リンゴをむいてほしいと言われるたばやんさん。しかも「5個ネ」とお願いされる。どっさりリンゴを剥くと、ヤス子ばあちゃんはリンゴジャムが作りたかったようで、コトコトと煮はじめた。

3時間後。キッチンへ行くと、再びリンゴの皮を向いているヤス子ばあちゃん。1人で黙々とリンゴを剥く姿を見て「手伝う!手伝う!」とたばやんさんは駆け寄った。どうやら、煮詰める間に鍋底を焦がしてしまったらしい。

富山弁のよさ、おばあちゃんの愛らしさに癒やされる人が続出。これについてたばやんさんに聞いたところ「とても嬉しく思っております。同郷の方からは、懐かしさやあるあるコメントを頂き、他県の方からは、ゆるい響きを親しんでもらえて、ありがたいお言葉にこちらも元気を頂いております」(たばやん)



とある日常の一コマを描いた家族漫画だが、時折家族をハラハラさせるヤス子ばあちゃんに笑いをもらい、愛らしい富山弁にほっこりする。「実家のおばあちゃんを思い出して会いたくなる」「元気な姿にホットする」などコメントも多く、心温まる漫画だ。

たばやんさんは、家族漫画の他に「We介護」にて、介護福祉士の彩さんの “新しい介護の視点や取り組み方”を4コマ漫画で描く『支えるちゃん』を執筆中。気になる方は、こちらもぜひチェックして欲しい。

■取材協力:たばやん(@obaatyanntoissy)

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