名古屋発の老舗えび菓子店に、カラフルなえびせんべいの詰め合わせ「桜のたより」が新登場

創業150余年を数える名古屋の老舗えび菓子店「桂新堂」から、春を意識したえびせんべいの詰め合わせ「桜のたより」が登場。奈良県・吉野山の桜をこよなく愛した西行法師の歌になぞらえ、奈良県の特産品である大和茶や、桜味のえびせんべいを詰め合せた心華やぐ内容だ。2023年2月15日から、 全国の売場や桂新堂オンラインショップで販売している。

■色も形もキュートな、桜のえびせんべい
約3万本・200種が植えられ、古来から多くの人を魅了してきた奈良県・吉野山の桜(吉野桜)。下千本、中千本、上千本、奥千本と4つのエリアに分かれ、麓から山頂に向かって順に開花していくため、さまざまな段階にある桜の姿を一度に楽しむことができる。

約2200首の歌を残した歌人の西行法師も、吉野桜をこよなく愛した1人として知られていて、吉野山の奥地に結んだ小さな庵で、3年に渡ってお経を唱えるように歌を詠んだと言われている。

桂新堂の「桜のたより」は、そんな西行法師の歌になぞらえて作られた、桜の季節にぴったりのえびせんべいの詰め合わせ。大和茶香る「春の萌し」、桜の花をかたどった「花の雲」、桜葉を練り込んだ「春の雪」の3種の華やかなえびせんべいが、春のおやつタイムを格上げしてくれる。

■「桜のたより」概要
8袋入  1836円

全国の売場や桂新堂オンラインショップで販売。オンラインショップは届け先1件につき合計金額が1万800円以上で送料無料になる。

■「桜のたより」詰め合わせ内容
■春の萌し
「吉野山 こずゑの空の 霞(かす)むにて 桜の枝も 春知りぬらむ」
吉野山の木々の梢の上の空が霞むことによって、桜の枝も春が来たのを知ったのだろう
奈良県特産「大和茶」を使用したえびせんべいに、桜花を添えた美しい1枚。鼻腔をくすぐるお茶の風味と、春らしい桜の香りがたまらない。

■花の雲
「まがふ色に　花咲きぬれば　吉野山　春ははれせぬ　峰の白雲」
白雲に見間違う色に桜が咲いているため、吉野山の春は晴れることがない、峰の白雲よ
さまざまな種類の桜が形づくる幻想的な情景を、3色の砂糖がけえびせんべいでデザイン。

■春の雪
「吉野山　雲と見えつる　花なれば　散るも雪には　まがふなりけり」
吉野山の雲に見えた花だから、そうか散る時も雪に見間違うのだったよ
桜葉が練り込まれたえびせんべい。まるで、風に乗ってふわりと舞い散る花びらのような、軽やかな食感に注目！

桂新堂について
創業から150年以上、創意工夫の精神を受け継ぎ、最高の素材と技を追求しながら、日本の季節・歴史・文化・歳時を取り入れたお菓子作りに励む。えびの姿を保ったまま焼き上げた代表作品「姿焼き」は、職人の技が光る芸術品。時代が進んだ今でも、1尾1尾、丁寧に手で焼き上げている。
・桂新堂お客様相談室：0120-08-7667

今回の商品について、担当者に話を聞いてみた。

「(今回の商品のアイディアはどのように生まれた？)吉野山に出向き、実際の情景を見て商品を考案しました」

「(ユーザーへのメッセージは？)桜だけでなく、桜を題材にした西行法師の歌になぞらえることで、より日本の文化を表現しました」

華やかな春にふさわしい、とっても上品なえびせんべい。春の行楽のお供に、ホワイトデーのギフトにと、いろいろなシーンで活用できそうだ。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。