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【こっちのW杯もスゴかった!】3年ぶり開催の“ガンプラW杯”優勝者の想い「2年分の熱量を詰め込んだ」

  • 2022年11月23日
  • Walkerplus

バンダイ公式のガンプラ作品(「ガンダム」シリーズのプラモデル)のコンテスト大会「ガンプラビルダーズワールドカップ(略称:GBWC)。その10回目にして、3年ぶりの開催となる「ガンプラビルダーズワールドカップ10thトーナメント」の日本大会決勝戦および表彰式が、2022年11月19日にオンライン生配信の形で実施された。


今回の「GBWC」は、U-14コース(14歳以下)、U-20コース(15歳以上20歳以下)、OVER-21コース(21歳以上)の3コース制になっていて、幅広い年代のガンプラビルダーが作品を投稿。決勝戦では、いずれのコースも予選を勝ち抜いたハイレベルなガンプラが10点ずつ紹介され、厳正な審査の結果、以下の作品が優勝に輝いた。

※制作者/作品名 コースごとに1位~3位とAUDIENCE賞(一般ユーザーのWEB投票により決定)を紹介。

U-14コース
1位:ヤマザキ/サザビー二号機試作型
2位:コーシロン/キッカの決意 ~ハヤトが残したガンキャノン~
3位:黒龍/サイコミュの系譜 ~継承のはじまり~
AUDIENCE賞:黒龍/サイコミュの系譜 ~継承のはじまり~

U-20コース
1位:FAグリーン/The spirit of Zeon(ザ スピリット オブ ジオン)
2位:三藤ウララ/哀艶 -紡がれた思いの原点-
3位:さぷレッサー/プロセルピナ・フローラ
AUDIENCE賞:FAグリーン/The spirit of Zeon(ザ スピリット オブ ジオン)

OVER-21コース
1位:凛パパ/理想を現実にする力
2位:スパイク/ガンダムニュクス 夜の女神
3位:mika/TYPE SLASH(タイプスラッシュ)
AUDIENCE賞:凛パパ/理想を現実にする力

表彰式の後、各コースの1位(チャンピオン)に選ばれた制作者に「どういった思いで3年ぶりの開催となるGBWCに参加されたのでしょう?」「優勝した現在の心境は?」といった質問を投げかけたところ、3者からは以下の答えを聞かせてもらえた。

【ヤマザキ】今回が初出場なんですけど、ガンプラを作り始めてからこれまでの2年弱で培ってきたものを、すべて出しきれれば…という思いで参加しました。まさか優勝できるとは思っていなかったので、本当に嬉しいです!

【FAグリーン】私も初出場なのですが、今回からU-20という新しいコースができたので、これはチャンスだと思い参加させていただきました。現在の率直な思いとしては、同コースの1位だけでなくAUDIENCE賞までいただけたことが、本当に嬉しくて。審査員の方々はもちろん、投票してくださった皆様にも感謝の気持ちでいっぱいです。

【凛パパ】今回の作品は、もともとは2020年のGBWC用に制作していたものなんですけど、そのときはコロナ禍の影響で中止・延期になってしまって…。そこで気持ちを切り換えて“逆に時間ができた”と思うようにして。本来のスケジュールなら手が回らなかった細かい部分まで作り込んで、2年分の思いをぶつける形で完成にこぎつけました。今はまだ優勝した実感がなく、浮足立った状態ですが、大勢の方に認めてもらえて、“ここまで頑張ってきてよかったな”という心境です

ちなみに同コンテストは、日本のほか、中国内地、韓国、台湾、香港特別行政区、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシア、オーストラリア、ベトナム、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ&中東といった、15の国と地域でも開催。エリアごとに代表が選出され、2022年12月17日(土)には世界大会決勝戦が開催されることになっている。こちらの結果も非常に気になるところだ。


取材・文=ソムタム田井
(C)創通・サンライズ

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