TwitterやInstagramなどで、日雇い漫画など日常の風景を発信している柿ノ種まきこさん(@kakinotane_m)。オフビートでゆるい空気感ながら、なぜか心に残る作風で人気を呼んでいる。自身の恋愛模様を描いた「アラサーが恋をした話」は多くの人から共感が集まった。ウォーカープラスではそんな柿ノ種さんが、日常(主に家事)を通じて感じる、何気ない喜びや驚き、発見を漫画にしてお届けする。題して「アラフォーまきこの『ごゆるり家事』」。
今回はバスタオルにまつわるお話。自分の家のルールが正解かどうかを考えさせられる回です。
――今回はバスタオル事情のお話でした。バスタオルの雑菌、改めて考えると怖くなるのですが、最初に雑菌の情報を知られた時はどう思われましたか？
「寝耳に水というか、それまであまりタオルを気にかけたことがなかったので驚きましたね。タオル事情ってあまり他人と話すことがないので、その家庭ごとのルールでなんとなく過ごしているものだと思うんですよね。私の家は2日くらいは平気で使っていたので、それが当たり前かなと思っていたんです。怖いですよねぇ」
――洗い立てのタオルが使える反面、洗濯物が増えそうな気もしますが、そのあたりは問題ないですか？
「バスタオルの大きさからフェイスタオルサイズに変わったので、洗濯物の量は意外と大丈夫でした。干す手間はありますが、畳んで仕舞う時に手拭きタオルと体を拭くタオル、サイズが一緒なので見た目がすごくスッキリして気持ちいいです。思わぬ利点でした」
――バスタオル以外に、既存のやり方から変えた(変えてよかった)ことなどあれば教えてください。
「些細なことなのですが、トイレ用洗剤・お風呂洗剤・水回りの洗剤をそれぞれ用意するのではなく、マルチに使える洗剤一つにまとめる事にしました。いくつも用意しなくて良いので収納がスッキリしたし、意外と汚れも落ちるので今までどうして分けていたんだっけ？となりました。なんとなく…でやっている事で結構多いので気が向いた時に少しずつ見直しています」
どこか丁寧な雰囲気も感じる柿ノ種さんの作品。今後もどんな「ごゆるり家事」を見せてくれるのか楽しみだ。
取材・文＝山田孝一
