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【アイドルWalker・兵庫編】VOYZ BOY・富園力也「明石焼きは大人の味!数年ぶりに再会した父親と明石焼きデビュー」

  • 2022年7月25日
  • Walkerplus

誰もが生まれ故郷“ジモト”には特別な思いを持っているであろう。全国各地、出身都道府県別にジモト愛を語るインタビュー連載・アイドルWalker。今回は兵庫編。ライブを中心に活動する、次世代の人気ボーイズグループ・VOYZ BOYから、THE YELLOW by VOYZ BOYの富園力也くんが登場。ソウルフードの明石焼きをキュートに頬張りながら、地元兵庫の魅力を語ってくれた。

たこ焼きとは違い、卵がメインのふわふわの生地を、和風の出汁につけて食べる明石焼きは、富園くんにとって思い出の味なのだそう。一緒に食べる彼氏のようなデート写真にも注目!


――本日は富園くんの出身地の兵庫名物のひとつ、明石焼きを食べながらの撮影。地元から離れるとなかなか食べられないと思いますが、懐かしい気分になったりしましたか?

「明石焼きは、父との思い出の味なんですよ。僕は小学生の時に両親が離婚して、母子家庭で育ったんです。男三兄弟の長男で、小さい頃は『お父さんと会っちゃダメ』と母から言われていました。高校に上がる年齢になったある日、久々に『(父と)会ってもいいよ』と母が許してくれたんです。父も母も、僕が事情を理解できるようになったと思ったんでしょうね。その時に父が連れて行ってくれたのが、三宮の明石焼きのお店でした。会っていない間のことや、僕が生まれた頃の話を、父がたくさん語ってくれました。話しながら、父が明石焼きにソースをかけてから、出汁につけて食べていたんですよ。それまで、明石焼きを食べたことがなかったので、初めておいしさを知りましたし、父はこうやって食べるんだと思って…。なので、なんとなく僕にとっての明石焼きは、大人の味です」

――いい話すぎる…。立ち入ったことを聞いちゃいましたかね。

「いえいえ、家族のことを話せてうれしいです。父もこのインタビューを見てくれたらうれしいですね。ちなみに僕が小さい頃から食べていたソウルフードといえば、神戸発祥の『もっこす』の中華そば!地元では『もっこすラーメン』と呼ばれることが多くて、豚足醤油味がジューシーでおいしいんですよ。二郎系と似たこってり感があって、チャーシューを脂がのったバラ身に変更するのがおすすめです。弟たちと行ったり、部活帰りに友人と行ったりして、青春の味です」

――青春時代を過ごした地元がお好きなんですね!故郷に対する思い入れってありますか?

「神戸は都会なのに、山も海もすぐそばにあるところです。海水浴や釣りができて、登山をしたり、牧場があったりして。外国っぽい街並みで、中華街もありますし、いろんなものが揃っていて、ふるさとながらとってもいい街だなと思います。それと地元の人たちの人柄が素敵です。お店に食事に行くと、どこに行っても、いつの間にか周りの人と仲良くなって、『一緒に食べようや〜』と、気さくな下町っぽい雰囲気があるのも好きですね。ファミリーで住むなら神戸ってすごくいい街だなと思います」

――素敵な街ですね。では、自分の故郷にはじめて来た人を案内するなら、どこへ連れていきますか?

「神戸といえば夜景ですね。“100万ドルの夜景”と呼ばれるくらい、すっごくキラキラしてきれいなんです!僕自身も高校時代、悩みがある時には、バイクに乗って神戸の街によく夜景を見に行っていました。夜景を見ているうちに、なんだか気持ちが落ち着くんです。特に諏訪山を登って見る夜景は誰もが感動すると思います。自然の空気を味わいながら、きれいな夜景を見るのって、都会にいるとなかなかできないですよね」

――神戸の夜景、きれいでしょうね。

「諏訪山は恋人と行くのもおすすめです。昼にロープウェイで登って空気を味わってもいいし、夜になって夜景を見に行くのも、どちらもいいと思います。山にあるビーナスブリッジという観光スポットは、カップルが南京錠をつけると永遠に結ばれるっていう伝説があるので、デートにぴったりなんですよ」


――実家や地元に帰りたくなるときって、ありますか?

「実家でトイプードルを飼っているんですが、年末年始に帰るたびに、自分のこと覚えてるかな?って不安に思いながら会うと『おかえり』って言ってるのがわかるくらい、ワンワンって駆け寄ってくるんですよ。実家にいるとべったりで、寝る時もずっと一緒です。東京ではペットを飼っていないので、街やペットショップで犬を見かけると、愛犬に会いたいなって思いますね。あと、母が料理上手で、牛すじカレーがおいしいんです。近所のお肉屋さんで買った牛すじを使って作るんですが、味がしみていて濃厚なんですよ。それが食べたいなって思う時は、実家が恋しくなります。年末年始の帰省まで我慢できずに、たまに冷凍で送ってもらうんですけどね(笑)」

――いいご家族ですよね。では最後に、芸能界でのご活躍を、地元の方々はどのように応援してくださっていますか?

「学生時代の友人は、みんなアツく応援してくれています。高校生の頃に公園で、友人たちと将来何がしたい?なんて夢を語り合ったんです。そのときに僕は『あこがれの小栗旬さんのような演技ができるかっこいい人になりたい、芸能の仕事を始めたい』って宣言したんですよ。その瞬間からずっと、友人たちは頑張れって励ましてくれています」

――芸能界を目指すことにご家族は何と?

「当時、思い立ったらすぐ行動しないと気が済まない僕はすぐに上京を決意して、バイトをしてお金を貯め始めました。できるだけ早く東京に行きたいと母に話したら『やりたいことがあるなら、絶対にやりなさい』って応援してくれたんですよね。反対するどころか、むしろ挑戦してほしいと言ってくれた母は、心強い存在でしたね。母が自分の母でよかったなと、強く思いました。シングルマザーであるうえに、長男の僕を育てるのはきっと初めてのことだらけなのに、本当に大事に育ててもらったと感じるからこそ、旅をして欲しいと言ってくれた母の気持ちには感謝したいです。だからこそ、絶対に恩返ししたいなと思っています」

関西の港町、兵庫県。海と緑がある街から、母親の愛に背中を押され、大きな夢を持って飛び出した富園。人の数だけ自分だけの“地元”があり、故郷への特別な思いを持っているに違いない。


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