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トム・クルーズ来日!映画『トップガン マーヴェリック』で「F/A-18スーパーホーネットのコックピットにいるような体験をして」

  • 2022年5月26日
  • Walkerplus

5月23日、都内にて、映画『トップガン マーヴェリック』(5月27日(金)公開)の来日記者会見が開催され、3年10カ月ぶり、24回目の来日となるトム・クルーズと、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが登壇した。

本作は、大ヒット作『トップガン』の36年ぶりの続編。アメリカのエリート・パイロットチーム“トップガン”が直面した絶対不可能な任務に、教官として赴任した伝説のパイロット“マーヴェリック”(トム・クルーズ)らが命を懸ける様子が描かれている。大空を駆け抜ける興奮、“胸熱”な感動を誘うスカイ・アクション最新作だ。

同会見でトムは、久々の来日について「作品をジェリーと一緒に持ってくることができて、とてもワクワクと興奮している。ファンには絶対日本に来るから心配しないでと話していました。作品を大きなスクリーンで楽しんでいただけたら」とコメント。

続編を制作した経緯については、「ファンの皆さまのために作りました。何十年も続編を求められていましたが、やりたいことがあったし、特別な想いもあったので、これまでは準備が整っていなかったんです。ジェリーと一緒に作りたかったし、観客に、(戦闘攻撃機の)F/A-18のコックピットにいるような体験をしてもらいたかった。(撮影技術を含め)全ての正しい要素がそろったから作ることができました」と説明した。

一方、ジェリーは見どころの1つとなる空中シーンについて「トムと作品を作るならリアルなものを作らなきゃいけない。トムは実際に免許を持ったパイロット。彼は3カ月のトレーニングプログラムを作って、他の俳優たちも実際にF/A-18に乗れるように訓練を行い、7~8Gに耐えられる耐性をつけていったんです。映像を見ると楽な撮影に思えるかもしれないけど、トムは飛ぶ前は早起きして、2時間ブリーフィングを行い、そして飛んで降りてきたらまたディスカッションを行う。そういうプロセスを何度も行うなど、撮影は本当に複雑で難しいものでした」と振り返った。

また、59歳のトムに対し「(前作からの)36年間、どんな努力をされてきたのか」との質問が飛ぶと、「特別なことではないけど、一生懸命仕事をするということ」と笑顔を見せたトム。「私は、夢を生きることができている幸せな人間。映画を作るために世界中を旅することができている。映画というのはその世界に没入していただくものなので、そういう映画を作っていきたいと思っていますし、映画の作り手として有能であるよう努力したいと思っているんです。私は人間に関心があり、好奇心が旺盛なので勉強することも好きです。いつも必ず登らなければならない山というものがあるんです」と、“若さを保つ秘訣”について語っていた。

取材・文=平井あゆみ

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