
山中で迷っている女性が声をかけたのは、まさかの「大男」。怖すぎる展開にも関わらず、そのエピソードの“話者”が気になる…?そんなホラー漫画が今、SNS上で話題を集めている。
Twitterでバズっているのは、「想定外」「予測不能」なショートホラー漫画をSNSに投稿して話題を集め、Twitterに10.8万人(5月26日現在)以上ものフォロワーがいる漫画家・誰でもない(@daredemonaidare)さん。本作『スプリングホラーナイト』は、先日SNSでアップされると数時間で数千のいいねを集めた作品だ。
いつもの女子会メンバーで集まった、とある夜――。3人が楽しみにしていたホラー番組が始まると、番組を楽しみに待っていたはずの葉子(ようこ)が、「ちょっと留守番していて」と家を出ていってしまう。理由がわからないといった様子の桜良(さくら)と香恋(かれん)だったが、始まったホラー番組に釘付けになっていった。
番組で紹介されたのはハイキングに出かけた佳苗さんの話。事前に調べていた通り、絶景スポットで写真を撮り、山頂でお昼を楽しんだ。しかし帰り道に迷ってしまう。困った佳苗さんは途中で見つけた家に帰り道を尋ねに向かった。「誰かいませんかー?」と声をかけると、家の奥から出てきたのは3メートルはあろうかという大男…!!驚きのあまり、佳苗さんはその家を飛び出してしまう。
事前に調べた情報では、大男はいたずら好きだが、優しい一面もあるという。ふと見上げると、木の上の方の枝がポキリと折れていた。「もしかして帰り道を教えてくれている?」と、枝が折れている方向に進んでいくのだが、なんとその先は絶壁で…!
テレビ画面が切り替わり、佳苗さんの話をしていた人物が映し出された。そこに映っていたのは、まさかの葉子。“生放送”に出演することを桜良と香恋に言わず、驚かせる作戦だったようだ。
漫画を読んだユーザーからは「緊急ということは飛び入り参加!そしてそれが許される売れっ子という事! スゴイ!!」「もうそこまでの地位を確立しているということなんだろうか…」と家から出てすぐに出演できる葉子の地位を考察する声が相次いだ。
ホラー番組を見ていたら、出演していたのはさっきまで一緒にいた友人。ただの“怪談好き”ではなかった葉子が、今後どんな活躍を見せるのか注目したい。
取材協力:誰でもない(@daredemonaidare)