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NMB48の新選抜メンバーが決定!てっぺんに輝いた川上千尋は「阪神タイガースも1位に」

  • 2022年4月22日
  • Walkerplus

NMB48のメンバーがさまざまなバトルで競い合うグループ活性化プロジェクト「NAMBATTLE2 ~がむしゃらにならなNMBちゃうやろっ!~」の決勝イベントが2022年3月27日、ロームシアター京都で行われた。

27枚目(次作)シングルの選抜メンバーが決定する「NAMBATTLE2 ~愛~」では、4期生の川上千尋が大逆転劇の末、表題曲初センターの座を獲得した。

今回は「ポッター平井の激推しアイドル!」番外編として、その模様をレポート!イベントから少し経った今、改めてあの激動の瞬間を振り返ろう。

■最強“運”メンバーは泉綾乃!川上千尋はCM出演権獲得
約1カ月間にわたって繰り広げられた「NAMBATTLE2」。3月27日の昼公演では【舞】、【運】、【J】のFINALイベントが行われた。

パフォーマンスで対決する【舞】はチーム戦。「研究生部門」では、チームBⅡ研究生のAグループとBグループで争われ、ファン投票の結果、Aグループが勝利。貞野チームNと原チームMが対決した「正規チーム部門」では、審査員4人の採点によって貞野チームNが勝利した。

渋谷凪咲・小嶋花梨と共にJoshinのCMに出演できる権利を賭けた【J】は、ファン投票の結果、阪神タイガースファンとして「阪神=Joshinです!」とアピールしていた川上千尋に決定!新CM撮影のメイキング映像も公開された。

【運】は個人戦。予選を勝ち抜いた安部若菜・泉綾乃・川上千尋・隅野和奏・松岡さくら・和田海佑に加えて、敗者復活戦(じゃんけん)で勝ち上がった本郷柚巴の7人が「なんば式すごろく」で対決。「順位に関係なく楽しもうと思っていた」と言う泉綾乃が優勝!多数の豪華特典をゲットした。

■全メンバーがてっぺんを目指した結果は?
夜公演では【愛】の開票イベントを開催。ファン投票によって、27枚目シングルの選抜メンバー(1~14位)と、アンダーガールズ(15~24位)が決定した。

前半のライブパートでは13曲をパフォーマンス。そして、アンダーガールズを発表!

24位 黒田楓和 4951票
23位 早川夢菜 5393票
22位 堀詩音  5732票
21位 浅尾桃香 6594票
20位 平山真衣 6807票
19位 本郷柚巴 7450票
18位 和田海佑 7718票
17位 原かれん 8021票
16位 出口結菜 8147票
15位 石田優美 8230票

研究生のランクインもあるなか、特に印象的だったのが現選抜メンバーのランクイン。26枚目シングル『恋と愛のその間には』で初選抜入りしていた平山真衣は「すごく悔しいです」と本音を吐露しつつも、「私がアンダーガールズにいることがもったいないと思ってもらえるくらい、今まで以上に全力でがんばります」と前を向き、同じく本郷柚巴も「NMB48の顔になれるように精一杯がんばります」と決意を語った。

チームMキャプテンの原かれんもショックを隠しきれず、一生懸命笑顔を作りながらも涙ながらにスピーチ。「また1から努力して、気を引き締めてがんばります。絶対てっぺん獲ります!」と宣言した。

4作連続の選抜入りを目指していた石田優美は、順位が発表された直後に泣き崩れて過呼吸に。スタッフに支えられて一旦退場するも、ステージに戻り、「選抜復帰を目指していきたい」と語った。

■川上千尋が大逆転V!「私にもNMB48を背負わせて」
中間発表でさすがの1位を見せたキャプテン・小嶋花梨が逃げ切るのか、2位で現在センターを務める上西怜が逆転するのか。そんな緊張感のなか、注目の選抜メンバーが発表された。

14位 新澤菜央 8241票
新澤菜央が見事選抜復帰。「『選抜に入ったらあざといデジタル写真集を出したい』という公約をしていたので、出版社の方、よろしくお願いします(笑)」と売り込んだ。15位の石田優美とは11票差で大接戦だった。

13位 瓶野神音 8329票
7期研究生の瓶野神音が初選抜!「もっとパフォーマンス力を上げて、上を目指したい」とフレッシュな笑顔を見せた。

12位 塩月希依音 9214票
次世代エース候補と言われる塩月希依音は「このグループのセンターに立ちたいです!」とセンター奪取宣言。大きな拍手を浴びた。

11位 加藤夕夏 9477票
デビュー以来22作連続選抜入りの加藤夕夏が、安定の選抜入り。「連続記録を更新することができました!『NMB48のいい子、誰?』と聞かれて、『とりあえずうーか推しとき!』って言ってもらえるようにがんばります」と、笑顔あふれるスピーチで会場を盛り上げた。

10位 隅野和奏 1万253票
グラビアデビューで乗りに乗っている、7期研究生の隅野和奏が初選抜!「28枚目シングルにも選んでいただけるように、日々の努力を積み重ねていきたい」と先を見据えて気合十分。

9位 泉綾乃 1万262票
【運】で優勝した泉綾乃が初選抜!「『選抜にはあーのんが必要だ』と認めていただけるようになりたい」とさらなる飛躍を誓った。

8位 前田令子 1万543票
中間発表で14位の前田令子が8位に!「『前田令子が8位でよかった』と思っていただけるように全力でがんばりたい」と初選抜入りの喜びを噛みしめた。

7位 貞野遥香 1万1342票
チームNキャプテンの貞野遥香は「目標としていたてっぺん(1位)に及ばず、すごく悔しい」と涙。「ファンの皆さんと一緒に前進し続けたい」とリベンジを誓った。

6位 山本望叶 1万1667票
“顔面国宝”と称され人気上昇中の山本望叶は、「1位を目指していたのでめちゃくちゃ悔しいですけど、この期間は皆さんと一緒に熱くなれて、『48グループやってんなぁ』という感じがしてすごく楽しかったです」と、望叶節を炸裂。

5位 渋谷凪咲 1万1973票
バラエティ番組などでも大活躍中の渋谷凪咲は、手渡された花束の匂いを嗅いで「5位の香りがします」と笑いを取ると、「これからも皆さんが笑顔になるような活動をしていきたい。それが私からの内祝いです」とさらに大きな笑いに包んだ。

4位 安部若菜 1万2717票
マルチな才能を発揮する安部若菜は「一緒に落語を楽しんだり、株や投資の勉強をしたり、ゲームを楽しんだり、100通りの楽しみ方ができるアイドルになりたい」と抱負を語った後、「私にはかわいい子供たちがいます」とドキッとさせる発言が。「研究生のみんなが我が子のように愛おしくて…」と続けてファンを安心させた。

3位 上西怜 1万7057票
初の単独センターを目指していた上西怜が3位。「卒業するココナの分まで、私がNMB48を引っ張っていかなきゃいけないと思っていた」と涙しながら悔しさを露わにしつつも、「メンバーが泣いたり、いろんな気持ちになったりして、ファンの皆さんも一生懸命たくさん応援してくださったので、大人の皆さん、メンバーもファンの皆さんも楽しめるご褒美をください!」と笑顔で訴えた。

スピーチを終えた上西は3位の椅子に座ると再び涙。隣の席の渋谷が優しく介抱する場面もあった。

2位 小嶋花梨 1万7613票
中間発表では1位を独走していた小嶋花梨が、まさかの2位!「自分自身と向き合えた、いい期間だった」と笑顔で振り返り、「自分のアイドル人生の最終目標を見つけることができました。NMB48を元気と笑いと愛であふれる、日本中、世界中の方々に愛されるグループにすることです!」と発表。さらに「私自身の言葉で秋元康先生にNMB48を売り込みに行きたいです。NMB48と本気で向き合う覚悟を決めました。なので、私自身が後悔することのない道を選びます。私は私らしく、NMB48をこれからも背負っていきたいと思っています」と決意を表明。かっこ良すぎるキャプテンに、大きな拍手が送られた。

1位 川上千尋 2万1462票
中間発表で3位だった川上千尋が2万票以上を集めて1位に輝いた。その証としてヒョウ柄のマントを羽織ってマイクの前に立つと、「皆さんの愛というボールが私の心のキャッチャーミットにストライク、ズドンと来ました!」と冒頭から野球ネタを盛り込み、会場を沸かせた。そして「NMB48は10年目の私でも目標が途絶えることはなく、夢を見続けさせてくれるグループです。こんなふうに夢が叶う瞬間だってあるんだよって、たくさん夢が叶ってきたわけじゃない私だからこそ、みんなに示せることもあるんじゃないかなって思います。私にはたくさんの夢があるんですけど、もう1つ目標ができました。まだその器にはなれてないかもしれないですけど、私にもNMB48を背負わせてください。今回のシングル、私に任せてください!」と新たな夢を語った。

最後に、ファンの皆さんへの感謝の気持ちを込めた『アリガトウ』を全員で歌唱。「NAMBATTLE2」の幕を下ろした。

終演後、1位の川上千尋はリモートでの“ヒーローインタビュー”(記者会見)に応じた。

――今の心境は?

「まさか1位になれるとは思っていなかったので、夢みたいです」

――「J」と合わせて2冠となりました。

「阪神ファンとして『阪神=Joshin』という私の気持ちをずっと発信してきた期間だったんですけど、それが皆さんにも伝わって、ファンの方以外にも応援してくださる方がたくさんいたことが私の自信にも繋がりました。JoshinのCMを観て、喜んでいただけるような活動をしたいと思います」

――阪神タイガースは開幕から3連敗ですが…。

「私が1位になったので、阪神もこれから上り調子で1位間違いなしだと思います」

――阪神タイガースのキーマンは?

「私自身『ベテラン』と言われるので、糸井選手に期待しています」

――「皆さんの愛というボールが…」というスピーチは、いつ頃から考えていた?

「スピーチを考えていた時に、『自分なりの何かがあったほうがいいんじゃないか』と思って、そのフレーズが思い浮かんでスタッフさんに相談してみたら『めっちゃおもしろいやん』って言っていただけたので、言っちゃいました(笑)」

――ファン以外に喜びを伝えたい人は?

「やっぱりお母さんです。10年間送り迎えもしてくれていますし、家に帰ったら温かいごはんも用意してくれていて、たくさん迷惑をかけてきたと思うので、少しでもこのセンターというポジションが恩返しになったらいいなと思います」

川上千尋の1位は、彼女が大好きな野球に例えると、「逆転満塁サヨナラホームラン」といったところか。それほどドラマティックな結末だった。彼女には自信を持ってNMB48を背負ってほしい。そのキャリアと実績が、すべてを証明しているのだから。

取材・文=ポッター平井

<ポッター平井・プロフィール>
構成作家・ライター。MBSラジオ『NMB48のTEPPENラジオ』などを担当。松田聖子さんの“輝き”に魅せられて以来、30年以上アイドルを応援し続けるアイドル・サポーター。

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