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アウトドアショップ探訪/国内外1万点を超えるギアを扱うセレクトショップ「Burn Freely」(滋賀県)

  • 2021年12月28日
  • Walkerplus

キャンプブームの昨今、キャンプを快適に楽しむための多彩なアウトドアギアが登場している。それらのギアを専門的に扱う人気ショップには、オーナーそれぞれの個性が光っている魅力的な店が多い。そんななかから今回は、滋賀県東近江市の北西部、安土城跡からも程近い場所に店を構える「Burn Freely」を紹介する。

■「自由に焚き火を楽しむ」が店のコンセプト
キャンプギアを買うために他府県のショップまで足を運んでいたカーショップを経営するオーナーが、「近場に店がないなら、自分たちで作ってしまおう!」とオープンさせたのが始まりという「Burn Freely」。自社の隣にあった倉庫をリフォームした同店は2021年9月で3周年を迎え、現在は店長の渚鋤(すすき)さんが店舗運営を任されている。

「お店のコンセプトは、“自由に焚き火を楽しむ”です。店名もそのコンセプトから名付けられています」と渚鋤さん。店内には、国内&海外有名メーカーはもちろん、国内のガレージブランドも含めたキャンプギアが豊富に揃っており、年齢もキャンプ歴も問わず幅広い層のお客さんが訪れているそう。

天井が高い店内に一歩入ると驚くのは、広々とした空間に並ぶギアの量だ。「2階建ての倉庫を改装した店内では、1万点を超えるギアを販売しています。ほかのお店やオンラインショップで販売すると即完必至の商品もこっそり店頭販売していたりするので、ぜひ店舗に遊びに来てください」と渚鋤さん。さらに「量販店では出合えないような希少性の高いキャンプギアのセレクトも心掛けています」と続ける。

圧倒的な量のギアの数々は、「商品の価格帯にとらわれず、スタッフが実際に使用してみて、機能性や操作性が高いと実感したギアを仕入れています」とのこと。つまり使ったことがないギアのリアルな使い心地や感想が知りたければ、スタッフに尋ねればOK!「キャンプ初心者からマニアまで、気になることはなんでもご相談ください。きっと答えに近づくヒントをお伝えできるかと思います」とのことで、実に頼もしい限りだ。

ZANE ARTS、FEDECA、SOTOなどの国内ブランド、Mac Outdoor、ペトロマックス、MSRなどの海外ブランド、OLD MOUNTAIN、アシモクラフツ、LOCKFIELD EQUIPMENT、BLACKSMITH HMDなどの国内ガレージブランドなどを取り扱っており、実際に手に取ってサイズ感や素材などを確かめられるのもうれしいポイントだ。

■店長がおすすめするキャンプギアを紹介!
●OLD MOUNTAIN OKAMADON(ヒノキ、ウォールナット/各7150円)
島根県出雲市のガレージブランド「OLD MOUNTAIN」によるこの「OKAMADON」は、「OLD MOUNTAINオリジナル480深型シェラカップ」(別売り)などと一緒に使えば1合分のご飯が炊ける釜蓋。長く使い込むほどに木材ならではの深みが出てくる“一生モノ”のキャンプギアだ。

●BLACKSMITH HMD DINE(2万5300円)
「BLACKSMITH HMD」のロゴがくり抜いてある焚き火台「DINE(ディーネ)」。「ロゴ穴から少し空気が逃げますが、適度な二次燃焼が楽しめますよ。夜間には、焚き火の炎でロゴが綺麗に浮き出ます」と渚鋤さんも太鼓判だ。直径約40センチ、足高10センチの黒くてシンプルかつ無骨なスタイルも魅力。

●BLACKSMITH HMD MAVRO-s蓋セット(1万9800円)
焚き火台「DINE」と同様にガレージブランド「BLACKSMITH HMD」が製作した浅鍋。「縞鋼板で作られた見た目も個性的ですが、塊肉を焼いたり魚介のパエリアなどを作ったり、キャンプ飯で活躍すること間違いなしです」と渚鋤さん。DINE専用ゴトク(6325円)との相性も抜群だ。

●ザ・カレーマンズ スパイスミックス(670円)
1999年から営業しており多くのカレーファンに愛されている「カレー専門店 jam3281」が手掛けたカレー風味の本格スパイス調味料。カレー粉のほか、クミン、パプリカ、オレガノ、タイム等のスパイスと、海塩、グラニュー糖、ガーリックパウダーを絶妙にブレンドしている。「クセになる味でどんな料理にもかけてみたくなるキャンプ飯の心強いお供です」と渚鋤さんも絶賛する。

●FEDECA ヤマ飯ナイフ(リップルブラック 9900円、イペ 7590円、名栗イペ 9240円)
明治28(1895)年創業の老舗工具刃物メーカーによる、“折り畳める包丁”をコンセプトにした料理ナイフ。手のひらサイズの携帯性と操作性を両立している。プロの料理人が使う包丁と同じ鋼材を使用した刃の鋭い切れ味、3種類から選べるハンドル材、メンテナンスしやすいシンプルな造りも特徴だ。

■店長のキャンプスタイルとこだわり
渚鋤さんのキャンプ歴をひも解くと、小学生の時に友人家族に連れて行ってもらったキャンプがキッカケだそう。さらに「ド田舎で生まれてずっとその環境で生活していたので、基本的に毎日がアウトドアでした(笑)。おかげでアウトドアに関する知識は豊富です」と渚鋤さん。最近のキャンプスタイルは、「大型のシェルターテントを中心に使用しています。少人数ならではのしっぽり焚き火の前で語るキャンプから、大人数でお酒を飲みながら楽しむグループキャンプまで、幅広く楽しんでいます」とのこと。

「最近はゴミ処理の問題や、車上荒らし・盗難など、マナーを守れない方や犯罪行為をする方の話もよく聞くようになりました。そのような方がいる限り、無料で使用できるキャンプ場の閉鎖やルールが厳しくなることにつながると思います。それと同時にキャンプユーザーが減ることも想定されるので、最低限の常識的なルールは守って、自然の中で遊ぶことを楽しみたいですね」と渚鋤さん。

■店長の趣味から新ブランドが誕生!
キャンプギア専門店としてオープンした「Burn Freely」だが、2021年11月からは渚鋤さんの趣味である「アガベ」という植物に特化した新ブランド「B.F.P/hs」がスタートしている。「アガベを育てるために必要なライトや土、棚なども総合的に販売し、生育のご相談にも乗らせていただきます。キャンプと植物の融合というのも考えていますよ」とも。お店に行けば、アガベに対する渚鋤さんの熱い思いを聞けるそうなので、興味がある方はぜひ一度来店を!

●Burn Freely / 住所:滋賀県東近江市五個荘七里町102-1 / 電話:0748-48-8123 / 時間:12:00~18:00、土日祝10:00~17:00 ※2022年1月2日(日)・3日(月)は10:00~15:00 / 休み:水曜・木曜、2021年12月27日(月)~2022年1月1日(祝)、1月4日(火) / URL:https://burnfreely.com


※2021年12月26日現在の情報です。
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※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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