ザ・リッツ・カールトン大阪では現在、アフタヌーンブッフェ「オータム・スイーツ・コレクション」を11月3日(祝)までの土日祝限定で開催中。栗やナッツをはじめ秋の食材を使用した、この時期ならではのメニューを楽しめる。
今回、関西ウォーカー編集部の石川が、大注目のスイーツブッフェに潜入してきた。全メニューを味わった感想や、シェフ一押しのスイーツなど、魅力をしっかりとお届けしよう。
※感染症対策に留意の上、取材を行っています。
■2人のシェフが自信を持って届ける秋の味覚
セイヴォリーを担当するアルド・キロイロ料理長と、スイーツ担当のファビアン・マルタンシェフが手がける今回のアフタヌーンブッフェ。2人のシェフが趣向を凝らして秋を表現した、17種類のメニューが登場する。
テーブルに着くとまず、店内のワゴンでローストされた栗が登場。焼き立ての香りとホクホクの食感で、早くも気分は秋真っ盛りに。
■今回のアフタヌーンティーは少数精鋭！
次に運ばれてきたのは、9種のスイーツ＆セイヴォリーを乗せた3段アフタヌーンティースタンドだ。元々はブッフェ台の密を避けるための配慮として始まったものだが、「ゆったり味わえる」「豪華で非日常な雰囲気がいい」とゲストからは好評で、今では新しいスタイルとして定着している。
1品1品考え抜かれた今回のアフタヌーンブッフェ。さまざまな味と食感が1度で楽しめるよう工夫がされていて、新感覚のおいしさが楽しめる。
ファビアンシェフが「なかでもお気に入り」だと教えてくれたのが、イタリア発祥のチョコレート菓子ジャンドゥージャやヘーゼルナッツのクランチなど複数の味が層になった「ヘーゼルナッツナポリタン」。パッションフルーツと柚子を混ぜたマーマレードの大人な味わいが、甘みの中でいいアクセントとなっている。
■昨年大好評だった「絞りたてモンブラン」が今年も登場！
ティースタンドのメニューを堪能して一息ついていると、今度はワゴンがやって来た。昨年おいしさに感動した「搾りたてモンブラン」は、今年も健在だ。
甘酸っぱいベリーのコンフィチュールやふわふわのスポンジ、ムースなどを合わせた土台に、モンブランクリームがたっぷりと絞り出されていく。目の前で仕上げられるライブ感にテンションが上がり、出来立てを手渡されるとすぐにペロリと完食してしまった。完成品の撮影を忘れてしまったことが、悔やまれる…。
■ミニサイズのスイーツがブッフェ台に勢ぞろい
ブッフェ台にはおかわり自由のスイーツ＆セイヴォリーが7種類登場。1人で食べやすいサイズとなっているので、たくさんの種類を少しずつ食べたい人にピッタリだ。なおブッフェ台のメニューは近くのスタッフに欲しいものを伝え、個別に取り分けてもらおう。
華やかなスイーツにもテンションが上がるが、特に石川の心を掴んだのは素朴な見た目の「パン・ド・ジェンヌ」。アーモンドとバターの豊かなコクが口いっぱいに広がるリッチな味わいに、思わず2回おかわりしてしまった。
アルド料理長の手がけた「ハンバーガーコトレッタ」も絶品。コトレッタとはミラノ風のカツレツで、料理長の故郷イタリアのメニューなんだそう。
旬のおいしさを存分に堪能できるザ・リッツ・カールトン大阪の「オータム・スイーツ・コレクション」。工夫を凝らしたメニューの数々で、しばしヨーロッパ旅行気分を味わってみては。
取材・文＝石川知京(関西ウォーカー編集部)
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