サイト内
ウェブ

生駒里奈が何もない壁から突然出現!?超能力ファン必見の新体感型演劇登場!

  • 2021年8月27日
  • Walkerplus

俳優・池田純矢が「演劇とは娯楽であるべきだ」と次世代感覚の演劇を上演、若者たちの支持を得ている「エン*ゲキ」シリーズ。演目ごとに学問のジャンルからテーマを選び、エンタメ作品に仕立て上げる舞台だ。

5作目となる『‐4D‐imetor(フォーディメーター)』は、昨年5月の上演予定がコロナ禍で延期、その1年間に大きく改編して臨む。今回のテーマは"量子力学"。あ、ここで引かない!量子力学を知らなくても全然OK。四次元世界や超能力といった未解明ミステリーを”イリュージョンマジック”でみせる芝居だ。

要は、いろんな超能力キャラたちがいっぱい登場して繰り広げるミステリーに、新子景視のステージマジックを融合させた演出で、「え?今、壁から出てきた?マジ!?」のような出来事がたくさん起こる芝居だと思う。マジックをいかに物語に溶け込ませ、普通にみせるのかがこの芝居の肝。体験型演劇とか"アトラクション・エンターテインメント"だと言われている。

詳しくは、大阪で行われた池田純矢と新子景視の会見コメントと、既に開幕した東京公演の舞台写真で紹介。でも、この舞台、百聞は一見にしかず。

【あらすじ】
渡来超能力研究所所長・渡来暦(わたらいこよみ/池田純矢)は超能力の研究に明け暮れ、世間からオカルトマニアの変人と噂されている。ある日、研究所の壁面から、まるでテレポーテーションのように突如出現する、記憶を失った謎の少女・ノア(生駒里奈)。手掛かりは「ノア、必ず帰って来い。渡来超能力研究所で待つ」と書かれた血まみれのメモ。

同じころ、首相官邸ではテロ組織が総理を人質に立てこもる事件が。その手口は超能力でもなければ不可能!?一方、政府の国立研究所でも不穏な気配が…。事件の真相を追う渡来。失われた記憶、血まみれのメモ、テロ組織の目的、国立研究所の闇…あらゆる謎が次々と解き明かされていく。

池田・生駒のW主演で贈る、ほぼ漫画的ストーリー。タイトル『‐4D‐imetor(フォーディメーター)』の意味は、超能力者のこと。渡来所長の推論で"三次元の肉体を持ちながら、四次元世界に干渉できるように進化した新人類のこと"だそう。こういうSFものは映像だとすぐ出来るけど、生の舞台だとなかなか手ごわい。でも、うまくいけば、映像より生の舞台で観る方が断然おもしろい舞台もある。

【きっかけ】
これまで、音楽と演劇を融合させた音楽劇に挑むなど、新たな演劇体験を模索する池田が、テレビで新子景視の"ブレインダイブ"というマジックを見て、超能力者役でオファー。新子は、京都で上演中の舞台『ギア-GEAR-』でもマジック演出を手掛け、もともと演劇世界に興味を持っていたこともあり快諾。

「最初に電話した時『何もない壁から入って出て来れますか?』って聞いたんです(笑)」(池田)
「普通なら『無理です』と言うところですが、『はい、できます』と(笑)」(新子)。
池田の無茶ぶりを無茶ウケ?できる新子、さすが、いい関西コンビだ(笑)。

【役柄について】
新子はその驚きのマジックから「超能力者」と言われている。で、役柄は超能力者、No.α(ナンバーアルファ)役。「まんま、やん」と本人も笑う。「ワクワクしています。お客さんに『1人、ほんまもんの超能力者がおったな』みたいな、舞台の信ぴょう性を増す役割だと思うので、できるだけ異質な存在感を出せれば」

池田は今回、作・演出に加え、プロデューサーの熱意に負けて初めて、このシリーズの舞台で主演することに。「ただただ不安、本当に怖いです」

【新たなチャレンジ】
新子は今回、物語の中でマジックショーを見せるのではない。「池田さんが叶えたいことをマジックでどう見せるかを考え、自然な流れの中で演出効果としてマジックを使う」という役割だ。「お話の中にマジックをうまく溶け込ませる部分は非常に難しかったですが、やりがいがありました。新しい体験型の舞台に仕上がっていると思います。また、同じマジックでも見せ方でまったく新しくなりますので、そこも注目していただきたいです」(新子)

「お客さんは舞台で不思議なことが起こっているのに不思議だと感じず、劇場を出た後に『あれ、よく考えたらおかしくない?』というものが随時仕込まれています。そういったイリュージョンと演劇の融合は、今までにない新しいチャレンジだと思っています。驚かせないことが一番の驚きになりますね」(池田)

【見どころ】
ミュージカルなら"歌稽古"、アクションものなら"アクション稽古"がある。が、今回は壁から抜け出る超能力者役の生駒里奈をはじめ、出演者は先に"マジック稽古"を経て臨む。物語にはさまざまな超能力が登場するが、一番は何もない壁から急に人が出現するシーン。難易度は「レベルマックス」と新子。

「量子力学、四次元、超能力、この3つが肝になった作品です。実際に舞台を観てくださっているお客さんが、目の前で本当に超能力が行われていると感じてもらえるんじゃないかな」(池田) 

「僕は普段から、日常の中にマジックがある、と思っています。不思議と思わないくらいの不思議が、日常空間の目の前で起きているというようにやりたい。『今のは何や?』ということが次から次へ起こって、どんどん引き込まれていくようにしたいと思っています」(新子) 

【メッセージ】
「生駒さんとのダブル主演ですが、彼女は頼りがいもあり本当に素晴らしい。僕自身がこのエンターテインメントを一番心待ちにしている観客だと思う。演出家というポジションを、自分の中では"一番最初の観客"と呼んでいます。僕が最高に楽しめて、心からハッピーになれるものをしっかり作り上げ、そこで自分自身が楽しんでみなさんにお届けしたい。今回、僕という観客が大喜びするものが出来上がることは間違いないです。皆さんに共感していただけたらうれしいです」(池田)

先に行われた会見より、生駒里奈の意気込みコメントもひとこと。「冒頭の長ゼリフ、挑戦です。『お~!やるじゃん!』と言ってもらえるように必死で頑張りたいと思います!」。男性キャストの中に紅1点で主演し、ライダーキックまであるアクションシーンも披露。乃木坂46でセンターを務めた彼女の闘志が燃える!

【耳よりニュース】
「エン*ゲキ」シリーズは、開演約10分前に行う前説が恒例だ。今回は新子景視が登場し、しゃべりながらマジックをみせる。これも料金のうち、見逃がしたら絶対もったいない。感染対策にいろいろあるし、トイレの時間も必要だし、早めに劇場へ。上演時間は約1時間45分。めっちゃ早口のセリフでギュギュッと凝縮。休憩なしで一気に駆け抜ける!

【ライブ&アーカイブ配信情報】
ライブ配信
8月29日(日)12:00公演&16:00公演のライブ配信決定!上演時間は1時間45分(休憩なし)の予定だが変更になる場合も。
※途中から視聴の場合は、その時点からのライブ配信に。生配信中は巻き戻しての再生不可。

アーカイブ配信
視聴可能時間:2021年9月5日(日)23時59分まで
※ライブ配信後に再配信処理を行うため、視聴不能の時間あり。

●視聴料金:4000円。GOTO割引後3200円
※今回のライブ配信はGOTOイベント対象のため、定価より20%オフで販売
●購入方法
取り扱い:イープラス https://eplus.jp/-4d-imetor-st/
販売期間:8月18日(水)12時~9月5日(日)20時まで
問い合わせ:イープラス

STAGE
エン*ゲキ #05
『-4D-imetor』

日時:8/28(土) 13:00・18:00、29(日)12:00・16:00
会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
作・演出:池田純矢
出演:生駒里奈、池田純矢、村田充、松島庄汰、田村心、新子景視、阿南健治ほか
料金:7800円(全席指定)
問:公演事務局 
電話:0570・200・114(11:00~16:00※日祝日は休み)
公式ホームページ:https://enxgeki.com/

取材・文=高橋晴代

※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2024 KADOKAWA. All Rights Reserved.