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Twitterをにぎわせる「赤井英和の嫁 佳子」。彼女に聞いた好きな投稿ベスト5

  • 2021年7月9日
  • Walkerplus

大股を広げてソファーで寝そべったり、爪を切ってほしいとおねだりしたり、俳優・赤井英和さんの無防備な姿をとらえたTwitterが注目を浴びている。投稿者は「赤井英和の嫁 佳子」(@yomeyoshiko224)さん、つまりは妻でありマネージャーの赤井佳子さんだ。

赤井英和といえば、ボクサー時代「浪速のロッキー」と呼ばれた豪快なイメージ。しかし、Twitterのなかではとことん無邪気な姿を見せている。「赤井さんがかわいい」「夫婦愛を感じる!」「佳子さんが大切にされているのがよくわかる!うらやましい」など、たくさんの声が寄せられているが、佳子さんの目線はいたってクールだ。そんな約1年分のつぶやきの中から「佳子さんが選ぶ、好きな投稿ベスト5」を聞いてみた!果たして何が飛び出すのか?

■「かずくん!おもしろいこと、いっぱいあるじゃん!」という思いがあった
今でこそ赤井さんの日常を大公開しているが、最初の投稿は「鳥の鳴き声を聞いて、これはなんという鳥だろう?」という何気ないものだった佳子さん。「その問いかけに即返事が来たんです。それでおもしろくなって次は毛虫を(笑)。でも、隣の敷地が写っていて子供たちから気を付けたほうがいいよと言われ、じゃあ私が勝手に写しても大丈夫な人といえば赤井英和では?」と思い立ち、赤井さんのおもしろ投稿をスタートさせた。

マネージャーとしても取材に立ち会うことが多い佳子さん。「最近、記憶に残った出来事やおもしろかったことはありますか?」という質問に「何もないです」と答える赤井さんに対して「かずくん!おもしろいこといっぱいあるじゃん!と思っていたんです。本人はあんなにおもしろいのに、自分ではそれがわかっていないみたいで」。そんな佳子さんのふつふつと沸き上がる熱い思いと冷静な目線を使って、赤井さんの日常を赤裸々に切り取り始めた。

■頭にきた瞬間や、憎たらしいと思う時がシャッターチャンス!
佳子さんの投稿から見える赤井さんは、とてもかわいらしく、みんなが大好きになってしまう「愛すべき人」。佳子さんに対しても愛情いっぱいに見えるが、佳子さんからは「どちらかといえば憎たらしい、頭にきた瞬間を投稿しています」という意外な答えが返ってきた。

例えば、夜の11時を朝の11時と間違えてジーパンとシャツに着替えて自分の部屋に座っていた赤井さんの様子をとらえた写真(2021年5月27日投稿)は、「私はまだ仕事が残っていて、その抜けている行動を見て頭にきたのですが、とりあえず写真を撮り、少し寝かせて改めて眺めてみたら...『これ、おもしろいじゃん!』に変わりました」。

また「みなさんが『かわいい』とおっしゃってくださる、直射日光が当たって顔をゆがめる赤井の写真(2021年5月1日投稿)は、私が出かける寸前で急いでいたにもかかわらず『足の爪を切ってください』と言い出した時のもの。『今は無理!』と言ってもきかず、ごろりと寝転がった赤井の顔に直射日光が当たった瞬間です。正直『ざまあみろ』と思いましたね(笑)。とはいえ、投稿はしても、私の気持ちが収まるわけじゃないんです。でも、淡々と達観した目で眺めてみたら、あれ?これ、おもしろいんじゃない?に変わってくるから不思議ですよね」

周りから「あれだけ日常をさらけだして大丈夫?」と聞かれることもあるが「赤井はTwitterを見る操作がわからないので、そのまま載せています」とも。

赤井さんの「爪切りおねだり」はシリーズ化しているのでぜひチェックしてみよう。

■「おもろいことを発見したから、ちょっと見てください」が散りばめられている
赤井さんの佳子さんへの愛情は、小さなつぶやきにも感じられてほっこりする。2階で寝ていた佳子さんのところに、「パン買うてこようか?」と聞きに来たという投稿だ(21年6月14日)。佳子さんは「これはおなかがすきましたの意味」だとつぶやいているが、見ているものからすると、赤井さん素敵!思いやりがあるよね、と感じずにはいられない。でも「あれは、赤井と私の上下関係を表した投稿なんです(笑)。おなかがすいたんだと素直に言えない。すごく気を使っているという状況です」と佳子さんは一刀両断。

「ちょっかいをかけたいけれど、羽目を外すと怒られるという感覚かも。赤井のお姉さんに『佳子ちゃん、あんた、ようがんばってるわぁ。英和のことをおっさんと思わんと、5歳くらいと思ったらなんとかなるやろ』と言われたこともあります。もしかしたら小さな男の子とお母さんの関係に似ているかもしれませんね」。

「床を掃除したほうがいいですよ」と、手で足を持ち上げながらおどけて歩く赤井さんの動画(21年5月31日投稿)についても「掃除をした方がいいよ、とは思っていないんですよ。ベタベタしていることは事実なんだろうけど、おもしろいことを発見したからちょっと見てください、こんなワシっておもろいやろ?という気持ちなんだと思います。あの動きは、20年近く前からしょっちゅうやっているお遊び。1回笑うと何回でもやり続けるんです」

さて、赤井さんと佳子さんの仲良しぶりがわかったところで、いよいよ佳子さんが選ぶ、好きな投稿ベスト5を紹介していこう!

まずは第5位から。

■【第5位】「わかる!手はそこに置くよね!と共感」
ソファーで寝がえりを打ったものの抱きかかえるものがなく、背もたれの隙間に手を挟んでバランスをとる赤井さんを撮影した投稿が第5位。

「この体勢、なんとなくわかる気がして納得したんです。みなさんもありません?手の置きどころがなくてこうするしかないという状況。足を広げて寝ている姿は見たことがあったのですが、挟むという行動は初めてで、私としてはとてもおもしろかったんです」(2021年5月20日投稿)

ほかにも、ソファーの背もたれに足を乗せてバランスを取ったまま熟睡する姿や、床に転がったまま抱き枕のように机に手をかけ、均衡を保ちながら爆睡している場面(各2021年6月7日投稿)も登場。

バランス重視でどこでも爆睡。これは、赤井家の「よくある瞬間」なのかもしれない。

■【第4位】「友達想いの赤井らしさがにじみ出ています」
赤井さんの地元、大阪・西成の同級生が病気でなくなった。最後にお見舞いに行った時は意識がなかった。その時のことを思い出しながら「お見舞いの封筒を自分で開けて『ようけ入ってるやんけー』と言ったらよかった、絶対わろたのになー」と友を忍ぶ赤井さんの様子をとらえた投稿が第4位。この時佳子さんは、赤井さんからじわりとあふれ出てくるやさしさを実感した。

「赤井は昔からの友達が今も周りにたくさんいるんです。『こんな風にギャグを言うたらよかった』と話しながらも、寂しさのなかに友達への想いもたくさん詰まった、本当に赤井らしい言葉だと思います」(2020年12月29日投稿)

■【第3位】「うちには洗濯オバケがでるんです。家じゅうの布をかき集めてくるので、困ってます」
60歳になって初めて洗濯を覚えた赤井さん。色柄物など関係なしに、家じゅうの布をかき集めては、洗濯するのが大好きになった。そう、赤井さんこそ「洗濯オバケ」なのだ。素っ裸や半分脱ぎ掛けのTシャツを着たまま歩き回るので、なかなか姿を写すことは難しかったそうだが、やっと撮れた動画が第3位(2021年5月25日投稿)。そこには、開いたドアの向こうから洗濯物を持った赤井さんが颯爽と通り抜けていく姿が写っている。カメラにも目を向けるが、撮られていようがおかまいなしだ。

「絶対に洗ってはいけないものまで洗濯してしまうので、本当に困ってます。色柄ものやオシャレ着などを分けるなんてことは一切なし。さらに、洗うだけならまだしも、最近、乾燥機を使うことまで覚えてしまって!」

「赤井はインプットするのにものすごく時間がかかるんですが、インプットしたものを外す方がもっと大変なんです。だから洗濯を止めさせるのはなかなか難しいと思う」と佳子さん。

「例えば、以前私が緑のチェックのシャツを着てくださいと言ったら、それがインプットされてしまいそればかりを選ぶ。洗濯も同じですね。やり始めたらとことんやり抜く。だから、洗濯オバケの出没に困っているんです」

緑のチェックのシャツについてもよく登場する。特に、2021年6月10日の投稿には「インプットされたものを解除するのはもっと大変だ」という佳子さんの心の声が表現されているのであった。

■【第2位】「赤井はお茶碗を洗う係。でも、その姿にびっくり!」
「すごく暑い日だったんですよ。赤井はお茶碗を洗う係なのですが、誰も帰ってこないと思ったんでしょうね。素っ裸で皿洗いをしていたんです」と佳子さん。第2位に選ばれたその投稿は、2020年8月11日のもの。一糸まとわぬ赤井さんがシンクに向かって皿を洗う後ろ姿を撮った投稿だ。
「最初はおこづかいがもらいたくて勝手にやり始めたんですが、もらえないまま係になって(笑)。暑かったんでしょうね。それでも、お茶碗洗わな!という気持ちが、この姿になったんだと思うんです」

2021年6月14日には、赤井さんが洗い上げたお茶碗がきれいに並んでいる写真が投稿されている。この日は全裸ではなかったようだが、係の責任は全うする素敵な赤井さんだ。

■【第1位】「逃げる赤井を追いかける私。このゲーム、もう20年やってます」
さて、いよいよ赤井佳子さんが選ぶ、好きな投稿の第1位は!?

「20年前からやっている二人だけの行事。その名も『手たたき』です。これは動画なんですが、毎日撮れるほどやっています」(2021年5月27日投稿)。そこには、大笑いしながら家の中を全力で逃げ回る赤井さんの姿が!

「手たたき」とは、赤井さんが編み出した追いかけっこゲーム。「『ワシが手をたたいて、手を挙げた瞬間だけ、こそばしてもええで~』と、突然始まったんですよ。じゃあ、とばかりに脇をこちょこちょとくすぐったら、それ以来逃げ惑うようになり、そして私は追いかける。これが20年続いています」

そのゲームは、なんとドラマや映画の撮影中にも突然始まるのだとか。

「例えば撮影の現場で、カメラが回るのを待っているちょっとした時間ってあるじゃないですか。皆さんがまじめに作業をしている時でさえ、小さく手をたたいてくる。でも、私はカメラの近くに立ち寄れない。『さあ、これからカメラ回るで~、追いかけられへんやろ~??』という声が聞こえてきそうでした。赤井はいつもめっちゃ楽しんでますよ」

逃げるだけでなく、防御する姿も動画投稿されており、二人だけのゲームはまだまだ続いていきそうだ(2021年6月6日投稿)。

このほかにも、座布団や新聞紙で直射日光を遮ったり、佳子さんのためにコーヒー豆を挽く赤井さんなど、さまざまな瞬間が投稿されている。


最後に、佳子さんにとって赤井英和さんとはどういう存在ですか?と聞いてみた。

「貴重な野生動物。観察対象としては最高です!写真や動画も楽しいのですが、私としては、写真などでは表現できない部分もあると感じていて。だから、文章のみの投稿も味わい深いと感じるところがあるんです」と佳子さん。

「皆さんが投稿を見て『おもしろい!』とおっしゃってくださるので本当にありがとうございます、と言いたい。たくさんコメントをいただくのですが、お返事できなくて。でも本当はお返ししたいんです。赤井が見せてくれる日常の小さな出来事や暮らしが、私にはとてもおもしろい。それを喜んで読んでくださるみなさんに、本当に救われています。今、私が狙っているのは、赤井が『どっこいしょ!』と言いながら座る瞬間。電車でも家でも大きな声を出しては座っているので、ぜひこれを撮影したいですね」

今回は2021年6月17日時点でのBEST5を選んでいただいた。取材後も日々投稿はアップされ、赤井さんのチャーミングさが炸裂しているので、今後も愛があふれるこの二人から目が離せない!

取材・文=田村のりこ

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