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SNSで話題の「花火電球」とは?自宅で打ち上げ花火が楽しめるとコロナ禍で注目度アップ

  • 2021年7月1日
  • Walkerplus

部屋の中で打ち上げ花火のような模様を照らす「花火電球」がSNSを中心に話題になっている。暗い室内で撮影された写真や、マグカップに花火が浮かび上がる光景などがユーザーによってTwitterに投稿され、その様子が幻想的だと人気を呼んでいるのだ。

■コロナ禍で中止となった花火の代わりにヒットした「花火電球」
照明専門のオンラインショップ「コレクトショップ」のオリジナルLED電球「HANABI」(1870円)も人気の花火電球の1つ。花火のような光の尾を閉じ込めたボール型の電球で、真下から見上げると夜空に浮かぶ花火のように広がる様子が楽しめる。見る角度によっても色の見え方が変わり、スマートフォンのカメラでも簡単に写真が撮れるので、電球一つでさまざまな光景を楽しめるのも特徴だ。

また、電球には型番、PSEマーク、電圧、ワット数などの情報を記載する必要があるが、「HANABI」は電球ガラス部分の口金ぎりぎりのところまで模様が入っているので、通常の電球のように電球部分に文字を入れるとせっかくの花火模様に文字がかぶってしまうという課題があった。そのため商品化に際しては、口金部分に情報を記載することで模様の美しさを保てるよう配慮されている。

同製品は2020年1月に販売をスタート。「花火大会の日に、花火の興奮や余韻が残った状態でお店に『HANABI』があればより一層盛り上がるだろうと考えました。また、花火大会で出る屋台や、海の家でHANABIを使っていただけたらとてもおしゃれだなとも思っていました」と話すように、当初は飲食店など店舗で利用されることを想定していた。

しかし、2020年は新型コロナウイルスの影響で多くの花火大会が中止に。そんな折、コロナ禍ならではの花火の楽しみ方として同商品がテレビで取り上げられると、自宅で花火気分を楽しみたい個人からたくさんの注文が寄せられたという。

■花火の様子を楽しめるように細部までこだわり
「コレクトショップ」の菅沼さんによると、HANABIはE26サイズの口金ソケット(電球の受け口)があれば自宅でも使用が可能とのこと。また、天井からぶら下がっているペンダントライトに取り付ければ花火が打ち上がったように見えるため、より一層花火気分が楽しめるという。

さらにおすすめの撮影方法を聞いたところ、直接撮影するだけではなく、外が暗い時間の窓ガラスや、コップなどに注いだ水面に電球を反射させると、また違った光景を撮ることができるという。

同製品は人気に応え6月から販売を再開。また、HANABIを取り付けできるコンセント式の卓上ウッドソケットも近々販売予定だ。

菅沼さんはコロナ禍での反響を受け、「外に出られない環境の中、おうち時間を楽しく過ごすアイテムとして、いつもの空間に『HANABI』をプラスして癒やしのひとときとなれば幸いです」と話す。今年も多くの花火大会がその開催を危ぶまれる。“花火のない夏”に、自宅で色鮮やかな光景に浸って過ごすのも今年ならではの楽しみ方の1つだ。


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