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パンパースが「おむつ回収プロジェクト」開始 全国で初めて“使用済み紙おむつ”を店舗でユーザーから直接回収

  • 2021年4月8日
  • Walkerplus

「環境サステナビリティ」を長期的な重点課題として掲げるP&Gジャパン合同会社の乳幼児用紙おむつブランド「パンパース」は、全国で初めて、店舗で参加できる「おむつ回収プロジェクト」を4月中旬より開始する。それに伴い、4月6日に「『おむつ回収プロジェクト』メディア発表会」を開催した。

「おむつ回収プロジェクト」は、使用済み紙おむつを、店舗にてユーザーから直接回収する日本初の取り組みだ。兵庫県神戸市内の小売店や保育施設など、計8カ所に約6カ月間、同ブランドが独自に開発した「おむつ回収ボックス」を設置する(イオン ジェームス山店・イオン 神戸北店・トイザらス・ベビーザらス 神戸ハーバーランド店など)。

同社執行役員シニアディレクターのハリス バィラモウィッチ氏は、「何が地球にとって良いことなのか、赤ちゃんに良いことなのか。商品はどのようなものを提供するか、梱包材は何を使うか、提供した後はどうするか。問題点を洗い出し、おむつ廃棄量問題についても解決策を提供することにコミットします」と決意を表明。

さらに、「これは長い道のりの一歩。おむつをどのように回収するのか、『おむつ回収プロジェクト』に対して日本の皆さまがどう理解するのか。日頃、皆さまにはどういった行動様式があり、我々はどのようにご対応していくか。このパイロットプロジェクト(試験的な取組み)でそういったことを学んだ後、さらに多くの場所、市町村で設置していくことを、また、我々が持つリサイクル技術を使った2次使用についても考えていきたいと思います」と、同プロジェクトや、今後の展開について説明した。

「おむつ回収ボックス」は、Bluetooth機能搭載により、手持ちのスマートフォンのアプリを使って自動開閉させる仕組みだ。使い方も簡単で、アプリ「パンパース エコ」をダウンロードし、これで「ロック解除」をすると「おむつ回収ボックス」が開き、使用済み紙おむつを入れたビニール袋ごと捨てることができる。そして回収されるとアプリに通知がくる。また、回収後はアプリからの応募で、クーポンや商品券、育児グッズなどと交換できるパンパースすくすくギフトポイントを獲得することができる。

バィラモウィッチ氏は、「非常にユニークな回収ボックス。革新的な方法で便利に廃棄していただけるように作っています。アプリで、お近くのおむつ回収ボックスも探せるんですよ」とアピール。

さらに「『おむつ回収プロジェクト』は、2019年にアムステルダムからスタートし、600世帯以上の方にご参加いただきました。ここから深い知見を得ることができたので、その学びを活かしたいと考えています。すべての赤ちゃんのことを思いやりながら、今日、明日のため、赤ちゃんが育つ地球環境への配慮にコミットします。赤ちゃんが幸せで健康でサステナブルな形で育ってほしいと考えています」と話していた。

※「おむつ回収ボックス」の一般ユーザーの利用開始は4月中旬予定

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