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日本画のあるべき姿を後世に伝える、奈良県奈良市の松伯美術館で上村淳之展「命の声を識る」開催

  • 2020年11月26日
  • Walkerplus

奈良県奈良市にある松伯美術館(しょうはくびじゅつかん)で、上村淳之展「命の声を識る」を12月5日(土)から2021年2月21日(日)まで開催する。

松伯美術館は、日本画家の上村松園(うえむらしょうえん)・上村松篁(うえむらしょうこう)・上村淳之(うえむらあつし)の作品や草稿、美術資料を収集と保管、展示を通じて三代の画業を紹介すること目的に、1994年に設立された美術館。

京都の風俗、歴史、謡曲の物語などを取材し、気品ある格調高い女性像を描き、女性として初めての文化勲章を受章した松園。その息子、松篁は近代的造形、色彩感覚を取り入れた花鳥画で知られる。

本展は、三代にわたって日本画家の血脈を受け継ぐ上村淳之の作品に注目した展示会。淳之の作品は自然から学び教えられ、胸中に生命力あふれる世界を体現させることで生きものたちの確かな世界を捉える。日本画の在り方が問われる昨今、上村淳之は遙かなる時代から育まれた日本独自の簡潔の美、装飾の美を追求し日本画のあるべき姿を後世に伝えている。

象徴空間と自然との調和、野生への眼差しと洗練された対話。美を感じられて初めて識る世界を堪能できる上村淳之展「命の声を識る」に出かけよう。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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