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ミシュラン掲載の和食店が二毛作でラーメン店に!愛知・豊田の「粋麺屋」とは?

  • 2020年12月2日
  • Walkerplus

「ミシュランガイド 愛知・岐阜・三重2019特別版」に掲載されるなど評判の和食店「粋季」が、週2回だけラーメン店に変身するとの情報をキャッチ!気になる全容を突撃取材してきた。

■和食店「粋季」がラーメン店「粋麺屋」に変身
もともとは豊田市駅前で営業していた「粋季」。2020年3月に店主の実家である「うなぎ屋」と合併し、昼は「うなぎ屋」、夜は「粋季」として再スタートを切った。

「合併してまもなく、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けてテイクアウトを始めました。しかし、徐々に情勢が落ち着いてきたのでテイクアウトをやめ、新たに1人でもできるラーメン店をひっそりと始めることにしました」

と話すのは店主の加藤雄介さん。9月から、市場が休みになる水曜日と日曜日はラーメン店として営業している。

■アゴダシならではのクリアな旨味
牛ホルモンをそのままスープに仕立てるなど、食材そのものの旨味をダシとして使用する「己(おのれ)ダシ」が加藤さんの持ち味。これを生かし、さまざまな食材からとるダシに油や塩気を足して、ラーメンに仕立てていくのだ。メニューをチェックし、今回は「flying fishラーメン」(1000円)をオーダー。

イワシの煮干しとはまた違う、トビウオらしい一本筋の通ったクリアな旨味は圧巻。トビウオを大量投入してたった25杯分しかスープが取れないほど贅沢な仕込みをしているためか、驚くほど旨味が濃い。雑味がなく、風味も存分に感じられる。

■魚介節の香りが漂う和風担々麺
「flying fishラーメン」(1000円)を主軸に、その日の気まぐれでもう1~2種類、魚を生かしたラーメンを用意している。取材時に用意されていたのは「豆乳担々麺」。鶏や豚などの動物系は使用せず、ムロ節やカツオ節などの節系スープに豆乳とゴマを合わせたすっきりとした味わいが新鮮だ。

ほかにも、海老味噌や金目鯛カレーなど個性的なラーメンが登場することもある。あえてメニューを固定しないことで、加藤さん自身もどんなラーメンを作ろうかと楽しんでいるようだ。従来になかった着眼点から生み出される、ダシを生かしたラーメンに今後も注目したい。

●粋麺屋 / 住所:愛知県豊田市陣中町1-15-10 / 電話:0565-33-0009 / 時間:水曜11:30~14:00、18:00~21:00、日曜17:30~21:00※売切れ次第終了 / 休み:月曜、火曜、木曜、金曜、土曜

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