東京・日本橋にある「ロイヤルパークホテル」では、毎年「クリスマススイーツコンテスト」を実施。ホテルに勤めるパティシエたちがオリジナル作品のできばえを競い、上位入賞作品はクリスマスケーキとして実際に販売される。そんなコンテスト入賞作品を含むクリスマスケーキの予約が今年もスタートした。
「ロイヤルパークホテル」のクリスマスケーキは10種類。「2020年度クリスマススイーツコンテスト」で上位入賞した作品と、フードジャーナリストなど外部審査員による審査員特別賞を受賞した作品をはじめ、パーティ向けの大きめサイズのケーキ、毎年人気のケーキなどを販売する。
グランプリ作品は「カドゥー・ド・ノエル」(直径15×高さ7.5センチ／4000円)。「クリスマスの贈り物」をコンセプトに、大切な人へのプレゼントをイメージした、艶やかなグラサージュ(艶出しのコーティング)と大きな赤いリボンが目をひく華やかなケーキだ。チョコレートとプラリネクリーム、ヘーゼルナッツのダックワーズを層にすることで、なめらかな口どけと食感のアクセントが楽しめる。60個限定の販売だ。
準ブランプリは、かわいい「クリスマスアルバム」(14.5×14.5×6.5センチ／4500円)。驚きとわくわくが詰まった飛び出す絵本をヒントに生まれたケーキは、クッキー生地の表紙を開けると、中からスノーマンとクリスマスリースが現れる。アルバム冊子をイメージした10層からなる断面は、アーモンドとヘーゼルナッツ、ビスキュイ生地、メレンゲ生地、クリーム、チョコレートが織り交ぜられている。多彩な味わいが楽しめるこちらのケーキは、50個限定の販売だ。
審査員特別賞を受賞したのは「ブール・ア・ネージュ」(直径12.5×高さ10.5センチ／3800円)。雪をイメージしたらせん状の繊細なホワイトチョコレートのコーティングが芸術的な、パティシエのこだわりが詰まった作品だ。ホワイトチョコレートムースに甘酸っぱいいちごのジュレとムースを織り交ぜており、甘さと酸味のバランスのよさが後を引く。こちらのケーキは60個限定で販売される。
そのほかに新作として、ふわふわの柔らかなスポンジと上品な生クリームのショートケーキ「クリスマスファンタジー」(20×20×17センチ／1万円)と、マカロンで作られたトナカイや雪だるまが愛らしいハート型のチーズケーキ「ノエル・フロマージュ」(17.5×18×12センチ／5800円)が登場。どちらも数量限定での販売だ。
「ロイヤルパークホテル」の伝統的なクリスマスケーキ「ヘキセンハウス(お菓子の家)」(19×19×19センチ／7000円)も健在。バニラクッキーをベースにクルミと歯ざわりのいいクロッカンを組み合わせた、毎年人気の定番商品となっている。40個限定で、受け取り希望日の5日前までに予約が必要だ。
店頭での販売も行われるのが、ラズベリーシロップを加えたピンク色のスポンジと生クリーム、イチゴの層で断面の美しさにもこだわった「クリスマスショートケーキ」(16.5×11.5×10センチ／4500円)と、チョコレートとバナナが優しい甘さの「ブッシュ・ド・ノエル」(16.5×7.5×9センチ／3800円)。どちらも「ロイヤルパークホテル」ではクリスマス定番の味だ。
また、おひとり様用も2種類、12月21日(月)～25日(金)にて店頭販売される。フィアンテーヌのサクサク感が楽しめるチョコレートケーキ「柊」(700円)は、コンテストの3位入賞作品。もうひとつは、やさしいピンク色のプレゼントをイメージし、ホワイトチョコレートとベリーを組み合わせた「プレゼント」(700円)。ホールケーキをシェアするより、小分けがいいという人にもおすすめ。
コンテスト入賞作品や新作から定番まで、さまざまなデザインと味が楽しめる「ロイヤルパークホテル」のクリスマスケーキ。予約方法は電話またはFAXとなっている。公式サイトで詳細をチェックして、シーンに合わせて今年のお気に入りを予約しよう。
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