大阪を中心に店舗を構える、お好み焼きの老舗「お好み焼 ゆかり」。9月1日(火)に全面改装を経てグランドオープンした「お好み焼 ゆかり 富国生命ビル店」では、同日より"ヒョウ柄"の服を着た女性が割引対象となる「ヒョウ柄を着た大阪のおばちゃんは、大阪の景観(けしき)である」キャンペーンを開始している。
参加方法は2つ。1つは、ヒョウ柄の服を着て来店し、注文時に「私、ヒョウ柄が好きなおばちゃんです」という合言葉を伝える。すると、当日から使用できる年内ワンドリンク無料券がもらえる(無料ワンドリンクサービスには、料理1品以上の注文が必要)。
もう1つは、着用しているヒョウ柄アイテムの数に応じて、合計金額から10～30％が割引されるというもの。1アイテムなら年内ワンドリンク無料券のみ、2アイテムなら年内ワンドリンク無料券＋10％割引…など、アイテム数により最大30％割引となる。
そこで、大阪のおばちゃん予備軍(もうすでにそう！？)の筆者が、30％割引を獲得すべく体験してきた。しかし、大好きなお好み焼きと酒に浮かれてとんでもない勘違いをしていたことが後に判明する…。
■店内は"大阪"だらけ！アメコミ風「大阪のおばちゃん」がかわいい
店に入ると、壁一面にヒョウ柄やゼブラ柄がびっしり。細かいところではソファの飾りの部分までもヒョウ柄だ。
特に目を引くのは、アメコミ風の「おばちゃん」のポスター。よく見ると英語ではなくローマ字表記で、ついついジッと読んでしまう。カラフルで写真映えするので、これを背景にコテを持ったりしての記念写真にもいいかも。
店の入口には、アルコール消毒液の設置とスタッフさんの新型コロナウイルス感染症への対策表があって、安心して過ごすことができる。
■着席したら合言葉を！店長さんの優しさでなんとかドリンク無料に
席に案内されたら、まずは合言葉を。「私、ヒョウ柄が好きなおばちゃんです」が正しい合言葉だが、ここで筆者は「私、大阪のおばちゃんです！」と、ドヤ顔でただの自己紹介をしてしまった…。
赤面が止まらない痛恨のミスだったが、店長さんの優しさにより「言い直しOK」となり、なんとか年内ワンドリンク無料券をゲット。この券はソフトドリンク以外に、ビールやチューハイにも使用できるから驚きだ。
この日の筆者のコーディネートは、全身(？)ヒョウ柄。メンズのヒョウ柄シャツをワンピースとして着用し、シンプルかつ大胆なヒョウ柄コーデで30％割引を狙う！
■イベリコ豚入りの贅沢すぎる豚玉×ビールは最強タッグ！
さっそくお好み焼きをオーダー。この日注文したのは、店長イチオシの"イベリコ豚入り"の究極の豚玉(1000円)とビール(通常560円、今回はワンドリンク無料券を使用)。そして女性に人気だというトマとんぺい焼(700円)。
イベリコ豚と国産豚を使用し、しっかり肉の味を感じられる豚玉はビールのアテにぴったり。サックリとした生地は軽い食感で、1枚ペロリと食べられてしまう。トマとんぺい焼は、上にも中にもトマトがたっぷりであっさりとした味に。卵もふわふわで、箸が止まらない！
■いよいよお会計の時！果たして割引率は…？
お好み焼きを味わって楽しい時間を過ごした筆者。お酒の力も手伝って、「当然30％オフやろ！」と強気で会計へと向かう。
すると店長さんから、「うーん」と首をひねった上での「1アイテムなので、割引はナシで年内ワンドリンク無料券だけですね…」との爆弾発言。
アイテムの数に応じて割引率が増えていくので当然なのだが、筆者はなぜかアイテム数ではなくて「ヒョウ柄の範囲で割引率が決まる」と勘違い(単なる読解力不足…)。店長さんの「確かに範囲だったら30％オフレベルですね！」というフォローが悲しかった(自業自得)。
そうやって頭を抱えていると、店長さんが「でもネイルもヒョウ柄ですね。じゃあ2アイテムなので、10％オフです！」とまさかの神対応。なんとか割引してもらうことに成功した。
このように、ジャッジは優しい店長さん及びスタッフさんにより行われるので、「これはアイテムに入りますか？」と聞いてみるのもいいかもしれない。ちなみに、お財布など身につけていないものは数に含まないので要注意！
かなり広範囲のヒョウ柄コーデを見せた筆者だったが、結果的に2アイテムで10％割引が適用。1500円ちょっとでビールも飲めてイベリコ豚も食べられる、大満足な食事となった。
キャンペーンは女性のみとなるが、ヒョウ柄の服を着た人間がたくさんいる店内は、いつもよりどこかにぎやかで楽しい空間。お好み焼き、ヒョウ柄、大阪のおばちゃんという、コテコテの"大阪"をぜひ味わってみて！
取材・文＝三浦あやか(ウォーカープラス編集部)
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