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画業の集積を堪能、軽井沢町の脇田美術館で「『鳥を想う』脇田和 歿後15年特別展」開催中

  • 2020年10月24日
  • Walkerplus

長野県北佐久郡軽井沢町の脇田美術館で「『鳥を想う』脇田和 歿後15年特別展」を11月16日(月)まで開催中。

脇田和(わきた・かず)は、青山学院中等部中退後、ドイツ・ベルリン国立美術学校で学び、帰国したのち小磯良平や猪熊弦一郎らとともに新制作派協会を創立。戦後はヴェネチア・ビエンナーレやピッツバーグ国際美術展などの国際展、米国国務省による日米美術交流プログラムにも積極的に参加し国内外で活動を続けた。脇田和あ、身の周りの日常に注がれる温かなまなざしはいつもかわらず、さまざまな素材や技法への好奇心や、色と色が織りなす滑らかなリズムと美しさへの追求を、筆を置くその日まで止めることは無かった。

本展では、脇田和が制作の居を旧軽井沢に移した1970年代から晩年までの作品を中心に、油彩、素描、コラージュ作品など、約100余点を展示し紹介していく。館内には日本のモダニズムを代表する建築として知られるアトリエ山荘(友人であった建築家・吉村順三の設計)が当時のまま保存されている。その約80年におよぶ画業の集積を美術館の空間の隅々で楽しむことができる展覧会だ。

のびやかに広がる心の詩があり、自然や人生への透徹した視線が感じられる脇田和の絵画は、しばしば澄んだ音色を響かせる室内楽にたとえられる。そんな脇田和の世界を堪能しに「『鳥を想う』脇田和 歿後15年特別展」へ出かけよう。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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