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おいしさと糖質ゼロを両立!日本初のビールが「キリン一番搾り」から10月に発売

  • 2020年8月28日
  • Walkerplus

キリンビールは8月27日、「ビールカテゴリー新商品」の発表会を都内で開催。国内初となる糖質ゼロのビール「キリン一番搾り 糖質ゼロ」を、10月6日(火)より発売することを発表した。
今年10月に行われる酒税改正で、ビールは350ml缶1本あたり約7円減税され、販売数量の伸長が期待されている。酒税改正の追い風を受け、ビールカテゴリーを活性化する商品として発売されるのが、「キリン一番搾り 糖質ゼロ」だ。発泡酒や第3のビールにおいて、糖質ゼロの商品はこれまでも存在していたが、ビールカテゴリーでの糖質ゼロは、本品が国内初となる。容量は350ml缶、500ml缶の2種類。価格はオープンプライスだが、現在発売されている「キリン一番搾り」と同程度になる見込みだという。
新型コロナウイルス感染拡大により、消費者の健康志向の高まりは、以前にも増して加速している。今年1月から7月における、キリンビールの糖質オフ・ゼロ系ビール類の販売数量は、前年比約5%増。新商品発表会に出席した布施孝之社長は「コロナ禍、酒税改正をチャンスとして捉えていきたい」と力強く語った。

健康志向が高まる一方で、同社の調べによると、消費者がビールに最も期待するものは「おいしさ」であることも明らかになっている。おいしいビールが飲みたいが、健康も気になる。「キリン一番搾り 糖質ゼロ」は、そんなビールユーザーのニーズに応えるべく開発された。
開発期間は約5年、試験醸造は350回以上。ビールカテゴリーにおいて糖質ゼロを実現するハードルは高く、開発は困難を極めたそうだ。難しさの理由として、ビールの定義が「麦芽比率50%以上」と定められていること、糖質はおいしさとアルコールを作り出す重要な要素であることなどが挙げられるという。

おいしさと糖質ゼロの両立。それを可能にしたのが、麦汁をろ過する工程で最初に流れ出る一番搾り麦汁を使用し、麦の旨味を引き出す“一番搾り製法”と、今回新たに生み出された“新・糖質カット製法”だ。

“新・糖質カット製法”とは具体的に、麦芽選定の見直しと、仕込・発酵技術の進化を指す。糖質低減に適した麦芽を採用し、仕込の工程で、でんぷんを効率よく最大限分解。さらには通常のビールに比べ元気な酵母を使用し、糖質を食べきることで、糖質ゼロを実現した。

布施社長は「キリン一番搾り 糖質ゼロ」の味わいについて「すっきりしていてとても飲みやすく、おいしい。麦芽の旨味もバランスがとれている」と太鼓判。記者も試飲してみたところ、コクがありながらも雑味がなくすっきりしており、さまざまな料理に合わせやすいという印象を受けた。ビールの新たな価値を提案する「キリン一番搾り 糖質ゼロ」。今から発売が待ち遠しい。


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