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賑やかに故人を送る盆祭り「精霊流し」が長崎県長崎市で開催

  • 2020年8月5日
  • Walkerplus

長崎県長崎市内中心部一帯(メイン会場は県庁坂周辺)で8月15日(土)、「精霊流し」が開催される。


毎年8月15日に行われる豪華で賑やかな精霊流しは、初盆の霊を精霊船に乗せ街中を練り歩き、極楽浄土へ送り出すという長崎の伝統行事。当日夕暮れ時になると町のあちこちから鐘の音と、耳をつんざく爆竹の音が鳴り響く。爆竹が精霊流しで使われる由来は、中国の彩船流しの影響が強いとされている。また「魔除け」の意味であり、精霊船が通る道を清めるためともいわれている。行列は夜遅くまで続き、故人を追悼する。市内中心部では交通規制が行われるので注意。


担当者は「各家で造られる船は大小様々で、材料は主に竹、板、ワラを使用しています。長く突き出した船首(みよし)には家紋や家名、町名が大きく記されます。船の飾り付けには故人の趣味などを反映させたり、町内合同でもやい船を出したりと、8月になると細部の飾り付けにまでこだわった様々な造りかけの船が路上に多く見られ、家族みんなで楽しめます」と精霊船の特徴を紹介する。

国内でも珍しい爆竹を使って故人を送る「精霊流し」。長崎ならではの文化である、賑やかな盆祭りに出かけてみよう。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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