40代以降になってくると、着る服によってお腹がぽっこりと目立ってしまう場合がありますよね。隠そうとするとくびれがなくなり、余計に太って見えてしまうこともあります。
スタイリストの筆者が、体型カバーが叶う「トップスとボトムのバランスコーディネート」をご提案します。
膝上丈のチュニックにワイドパンツを合わせたスタイルは、隠しているつもりが逆に膨張して見えてしまいます。
ワンピースにレギンス、ワイドパンツならウエストインにするなど、メリハリをつけるといいですね。
スキニーパンツは身体のラインが強調されるので、短めなトップスでウエスト周りを全て見せると、視線がお腹にいってしまいがちです。
お尻が半分くらい隠れる丈で裾フレアなAラインのトップスがおすすめですよ。
Aラインのトップスに、ウエストにボリューム感のあるギャザースカートを合わせると、ウエストの位置が分からずボテッとした印象になってしまいます。
Aラインのロングワンピースで落ち感(布生地が女性の体の線にそって落ちる)のあるシルエットにした方が、痩せて見えます。
共布のベルト付きスカートなど、ウエストマークできるものがおすすめです。
細いベルトだと、ベルトからお腹の肉がはみ出すこともあるので要注意です。
落ち感のあるとろみ素材のワイドパンツは、ほどよくお腹をカバーしてくれるアイテムです。
ウエストの後ろだけゴムになっているものを選ぶと、ウエストインにしてもすっきりと着こなせますよ。
ブラウスの裾にタックやギャザーが入っていたり、リボンが付いていたりするデザインだと、ポイントになるのでウエスト周りにメリハリがつきます。下腹もカバーできるので着痩せ効果がアップします。
(カノコジャージー カットソー/自由区 税込価格8,800円・カノコジャージー ワイドパンツ/自由区 税込価格13,200円)
ナチュラルカラーのセットアップは全体がぼやけて太って見えてしまうので、ウエストリボン付きを選んでメリハリをつけたスタイルに。ぽっこりお腹もほどよくカバーできます。
(2wayフレンチリネンシャツ/YECCA VECCA 税込価格9,350円)
ワイドパンツは、シャツを軽くインにしてブラウジングすると、こなれ感が出ます。
ウエストベルトはリボン結びにするとボリュームが出てしまうので、軽く結んで垂らしたスタイルがよいでしょう。
(バックリボンニットワンピース/earth music&ecology 税込価格3,999円)
ワンピースにスキニーデニムを合わせた、大人カジュアルコーデで体型をカバー。
深めのスリットが入っているので下半身のラインがほどよくチラ見えし、着痩せ効果がアップします。
着痩せのコツは、体型を全て隠してしまうのではなく、ほどよくメリハリをつけることが重要です。お持ちの服でいつもと違うコーディネートをして、スタイルアップしてみてください。
(スタイリスト KOZUE)
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