本日(20日)札幌管区気象台から発表された3か月予報によると、この夏の北海道は暖かい空気に覆われやすく、気温は平年より高い見込みです。降水量はほぼ平年並みでしょう。また、低気圧や前線の影響を受けやすい時季があるため、湿度が高く、むしむし・ジメジメとした日が多くなりそうです。
6月の気温は平年より高く、降水量はほぼ平年並みでしょう。6月前半は、天気は数日の周期で変わりますが、後半は曇りや雨の日が多くなるでしょう。湿度が高くなりやすく、気温の高い日が多くなるため、引き続き、熱中症対策が必要となります。2023年の発生場所ごとの熱中症緊急搬送者の表を見ると、住居で発生した割合が全体の約4割となっています。自宅でのんびりとしている時に、知らず知らずのうちに熱中症になることもあるため、こまめな水分補給や塩分補給を心掛けるようにするとよさそうです
7月も気温は平年より高く、曇りや雨の日が多くなるでしょう。低気圧や前線の影響で大雨となることもありそうです。近年、地球温暖化の影響で、これまでに経験したことのないような大雨や激しい雨が降ることが増えてきています。そのため、日ごろからできる防災対策をしっかりとやっておくことが重要となります。今現在、皆さんの家の非常食はどうなっているでしょうか?消費期限はいつまでになっていますか?家族構成や生活環境に合わせた必需品は揃っていますか? 本格的な雨のシーズンが来る前に確認をしておくと安心です。
8月も気温は平年より高く、天気は数日の周期で変わるでしょう。降水量はほぼ平年並みの見込みですが、平年より多くなる可能性もあります。低気圧が通過する場合は短時間で強い雨が降ることがあり、前線が停滞する場合は強い雨が長い時間続くことがあります。雨の降り方は様々ですが、やはりこれまでの雨のイメージよりも、強め・多めとなる可能性があることを心に留めておくとよさそうです。