明日18日以降 近畿地方は晴れ間もあり暑さ注意 梅雨入りは「6月上旬」か

  • 2025年5月17日
  • tenki.jp

今日17日(土)は梅雨前線が一時的に本州付近まで北上し、午前中は近畿地方でも広く雨が強まりました。梅雨の気配を感じるような天気ですが、このあと前線は南へ離れる見込み。明日18日(日)以降は日ざしが戻り、日中は暑くなる日が多いでしょう。5月の間は広範囲で雨が長続きすることはなく、近畿地方の梅雨入りは「6月上旬」と、少し先になりそうです。

前線は次第に南下 明日18日は少し日ざしも

画像A

今日17日(土)は梅雨前線が一時的に本州付近まで北上。近畿地方でも午前中は広く雨が強まりました。ただ、明日18日(日)にかけて、前線は徐々に南へ離れます。
このあと天気は持ち直し、早い所では今日の午後から晴れ間が戻りそう。明日は天気が崩れても一時的に雨が降るくらいで、雲の隙間から日ざしの出る所が多くなるでしょう。また、明日の日中は最高気温が各地で25℃以上と、暑く感じられそうです。

来週は前線が南の海上に停滞しやすい 晴れ間もあり気温上昇

画像B

来週19日(月)以降も、前線は近畿から少し離れた南の海上に停滞しやすい見込みです。曇りや雨が続くのは、九州南部や南西諸島が中心。近畿地方は雲が多めながら時折日ざしが届き、日中は気温が30℃くらいまで上がる所もありそうです。まだ5月は暑さに慣れていない時期。屋外で活動する際など、暑さに備えてお過ごしください。
なお、24日(土)頃には前線が北上してくる可能性がありますが、今のところ、再来週には再び前線が南へ離れていく見込みです。

近畿の梅雨入りは「6月上旬」か

画像C

昨日16日(金)には沖縄・奄美より早く、九州南部が全国トップで梅雨入りしました。ただ、このまま近畿も梅雨入り、とはいかなさそう。5月の間は前線が一時的に北上することはあっても、近畿付近に長く居座ることはない見込みです。近畿地方の梅雨入りは「6月上旬」の予想。おおむね平年並みになるでしょう。
※近畿の梅雨入りは平年だと6月6日ごろ

梅雨入りはもう少し先となりそうですが、梅雨入り前の一時的な前線北上でも大雨になるケースは、過去に度々ありました。本格的な雨のシーズンが到来する前に、大雨への備え、また湿気対策も進めておいた方が良さそうです。

梅雨入り前にしておきたい準備

画像D

梅雨入り前の貴重な日差しが届く日に、やっておきたいことをまとめました。

①布団干しや洗濯
布団やシーツなど大きなものは、すっきり晴れる日に干しておきましょう。
結露で湿りやすいカーテンもカビ対策に洗っておくとよさそうです。
②水回りのそうじ
お風呂や洗面所、キッチンなどはカビが生えやすい場所です。晴れて空気の乾燥した日にそうじをしておきましょう。
排水溝やタイルの目地などを漂白しておくとよさそうです。
③換気
押し入れや下駄箱などは普段から湿気がたまりやすい場所です。晴れた日に扉を開け、中の湿気を追い出しましょう。
扇風機で空気を送ると効率的に換気できます。仕上げに吸湿材を入れると湿気を予防できます。
④大雨の備え
梅雨の大雨に備え、自宅や学校・職場などの近くの危険な場所や避難場所をハザードマップで確認しましょう。

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
tenki.jp