カラッとした晴天は農作業や行楽には良いですが、今週前半の中国地方は30℃に迫る暑さとなりそうです。また、今週後半からは曇りや雨の天気が続き、湿気が多くなるでしょう。蒸し暑い日もある見込みです。暑さの質が変わることや、まだ暑さに体が慣れていないことで、熱中症のリスクが高まるでしょう。無理をせずに、熱中症予防を心がけてください。
向こう一週間の中国地方は、14日(水)にかけては日本の南を進む移動性高気圧に覆われる見込みです。
一方、15日(木)は高気圧は中国地方から離れ、湿った空気が流れ込むでしょう。また、16日(金)から19日(月)にかけては、西日本付近にのびる前線や湿った空気の影響を受ける見込みです。
中国地方は14日(水)にかけては晴れて、昼間は強い日差しが降り注ぐでしょう。
最高気温は30度近くになり、汗ばむ陽気となりそうです。外での作業や運動会の練習、農作業などされる際は、体調に気を配り、こまめに休憩や水分をとるなど、熱中症対策を万全に行ってください。
また、内陸部を中心に朝晩と昼間の寒暖差が大きいでしょう。
15日(木)から19日(月)は、曇りや雨のぐずついた天気が続く見込みです。湿気が多くなるためムシムシとするでしょう。蒸し暑くなる日もあるため、熱中症に注意、警戒が必要です。
今週の中国地方は、前半はカラッとした暑さですが、後半は湿気が多くなり、蒸し暑くなる日もあるでしょう。湿気が多いと、汗が乾きにくく身体に熱がこもりやすいため、熱中症のリスクが高くなります。まだ暑さに体が慣れていないこともあり、万全な熱中症対策が必要です。
熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。
①暑くなり始めの頃から、暑さに備えて体づくりを行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体を暑さに慣れさせてください。
②できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。