明日13日から夏の暑さ 18日は関東甲信などで30℃超え 体調や食品の管理に注意

  • 2025年5月12日
  • tenki.jp

明日13日から気温がグンと上がり、季節外れの暑さに。特に、18日(日)は関東甲信を中心に最高気温が30℃以上の真夏日地点が続出。気温だけでなく、湿度も高いため、熱中症にかかるリスクが高まります。熱中症などの体調管理だけでなく、食品の管理にも注意が必要。

明日13日 気温グンと上がる 夏日地点続出

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今日12日は、東北や関東甲信から近畿を中心に雲が多く、朝から気温はほとんど上がりませんでした。最高気温は、この時期として低い所が多く、仙台は17.2℃、東京都心は20.3℃、長野は18.7℃。4月中旬並み、ひと月前くらいの気温になった所が多くなりました。

明日13日は、一転して、日差しとともに気温がグンと上がります。最高気温は、東北や関東甲信から近畿を中心に、今日12日より大幅に高くなるでしょう。関東甲信から九州では、25℃以上の夏日になる所が多く、季節外れの暑さになりそうです。東北から近畿では、今日との気温差が大きくなるため、服装で上手に調節しつつ、体調管理にお気をつけ下さい。

明日13日の暑さは、湿度が低めで、夏の暑さとは違って「カラッとした暑さ」です。それでも、身体が暑さに慣れていない時期のため、外で長い時間作業される方や、スポーツをされる方は、こまめに水分をとったり、休憩をとったりしましょう。

14日(水)以降も暑さが続く 湿度が高くムシっとした暑さに変わる

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14日(水)以降も暑さが続き、「カラッとした暑さ」から「ムシっとした暑さ」に変わりそうです。

今日12日、気象庁は新たに「高温に関する早期天候情報」に関する情報を発表しました。今回、対象になる地域は、関東甲信や北陸から九州、沖縄にかけてです。向こう2週間は日本付近に暖かい空気が流れ込みやすいため、気温が高く、18日(日)頃からかなり高くなる見通しです。

18日(日)は、関東甲信や南西諸島を中心に真夏日地点が続出するでしょう。東京都心や前橋など、今年一番の暑さになる所があり、前橋では今年初めての真夏日(7月下旬並み)。福島では真夏日に迫るほどで、7月中旬並みと夏のような暑さになりそうです。

体が暑さに慣れていない時期に加えて、湿度も高く、かなり不快な暑さです。室内ではエアコンを適切に使って、涼しい環境にしましょう。運動会などイベントやスポーツなどで、外で長い時間過ごされる方は万全な熱中症対策が必要です。
こまめな水分補給や涼しい所での休憩はもちろんのこと、塩分も適度にとりましょう。また、お弁当など食品の管理にも十分ご注意ください。

18日(日)頃は熱中症に警戒 暑さから身を守りましょう

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明日13日以降の熱中症情報を見てみますと、石垣島では明日13日から「警戒」で、16日は一番上のランクの「危険」レベルになっています。そのほかの所も18日(日)頃は「警戒」レベルに。

湿度も高くて、体にこたえる暑さになります。高温多湿の場合、汗をかいても熱が体にこもりやすく、熱中症にかかるリスクが高まります。また、二日酔いや寝不足などの体調不良でも、熱中症にかかりやすくなってしまいますので、ご注意ください。

熱中症予防のポイント

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熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。

①日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。

②できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。

③暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

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