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梅雨の最盛期 今週末は梅雨前線が活発化 西日本を中心に警報級の大雨の恐れ 備えを

  • 2023年6月26日
  • tenki.jp

梅雨前線は27日(火)は日本海に延びるでしょう。30日(金)以降は九州から東北にかけて前線が停滞し、前線の活動が活発化する予想です。日本海側には活発な雨雲が次々とかかり、九州を中心に警報級の大雨となる恐れ。平年7月ひと月の雨量に匹敵または超すような雨量が予想されています。

梅雨前線が北上

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沖縄地方に続いて、きょう26日(月)は奄美地方が梅雨明けしたとみられると発表がありました。沖縄や奄美が梅雨明けし、いよいよ九州から東北で梅雨の最盛期となります。

梅雨前線は、あす27日(火)から28日(水)は日本海に延びるでしょう。あす27日(火)は、九州は雨や雷雨でバケツをひっくり返したような激しい雨の降る所がありそうです。中国、四国も雨が降り、雷を伴って雨脚の強まる所もあるでしょう。近畿から関東甲信も所々で雨が降りそうです。東北は昼頃から、北海道は夕方以降は雨が降るでしょう。28日(水)も九州から北海道にかけて日本海側を中心に雨が降り、東北では大雨となる所がある見込みです。大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

梅雨前線の活動が活発化 大雨に警戒

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29日(木)から7月3日(月)頃にかけて、梅雨前線は九州から東北付近に延びるでしょう。30日(金)頃からは梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になりそうです。九州から東北の日本海側を中心に発達した雨雲が次々とかかるでしょう。九州から北陸では雨量が多くなり、特に、九州は30日(金)から7月2日(日)の総雨量が平年の7月ひと月の雨量に匹敵または超すような雨量が予想されています。警報級の大雨となる恐れがあり、大雨の備えをしておくと良いでしょう。

太平洋側も暖かく湿った空気の影響で、所々で雨雲が発達し、局地的に雨脚が強まりそうです。

梅雨前線の位置や活動具合によって、大雨の期間や大雨エリアが変わる可能性があります。最新の気象情報にご注意ください。

梅雨の最盛期 大雨の備えを

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梅雨の最盛期には毎年のように大雨による被害がでます。大雨災害による被害を少しでも小さくするために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

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