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販売店も徐々に増える、塊根植物とも呼ばれるコーデックス

  • 2016年12月2日
  • THE多肉植物

膨らんだ幹や根で貯水タンクのように水分を溜め込み、原産地の厳しい環境に耐える仕組みを持つように進化したコーデックス。

販売する店も増えており、多肉植物から流行を受け継ぐ形でブレイク寸前です。

多肉植物愛好家による愛称は芋

日本でも有名なコーデックスといえば、おそらくバオバブになるでしょう。

多肉植物が葉に水分を蓄えるように、コーデックスは幹や根に水分を蓄えます。

そのためその部分が肥大化して見えるので、多肉植物愛好家からはと呼ばれているそうです。

生長のゆっくりしたものが多く、小さいサイズながら栽培者よりも年上だったりすることがあるそうで、見た目では測れない面白さがあります。

視覚的にも愛嬌があって可愛らしい物が多く、密かに人気を集めています。

まるで亀の甲羅のような塊茎の亀甲竜

亀甲竜は、山芋の仲間です。

塊根の部分が亀の甲羅のような形をしているため、この名がつきました。

そこから更に枝が伸び、ツルや葉がついていきます。

最初は塊根の表面がつるつるしているそうですが、生長するにつれて次第にひび割れが入り、ゴツゴツした甲羅が見えてきます。

ひび割れが始まるまで7年かかったという話もあります。

いざ育てるとなると、長い付き合いになりそうな植物です。

花つきの良さが魅力の古城

プテロディスクス・スペシオーサスという種名でも呼ばれる古城という品種は、はっとするほど鮮やかなピンク色の花を咲かせます。

塊根からすっと伸びた枝からは青々とした葉が茂り、先に咲く花と見事なコントラストを描いています。

夏場になれば株から次々にをつけてくれるので、美しさを楽しみながら育てられるのが人気の秘訣です。

まとめ

一つ一つが個性の塊で、インテリアとしても育てる楽しみとしても先が楽しみなコーデックス。

そのあまりにも長期間に渡る育成期間と楽しみ方から、盆栽のようだと言う人もいるほどです。

販売店も徐々に増え、ホームセンターでもちらほらと見かけるようになりました。

今後、どんどん増えてくるかもしれないコーデックス、要チェックです。

 

 

※トップ画像はPhoto by inoka+krehaさん@GreenSnap

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