推し活に!簡単!ペンライトポーチの作り方|動画あり/裁縫

  • 2024年6月10日
  • NUKUMORE

ライブや舞台などに持ち運ぶことの多いペンライト。好きな布地で、好きなカラーでデコって、オリジナルのペンライトポーチを作ってみませんか?自作ペンライトケースなら、さらに推し活もはかどりますよ!

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はじめに

今回はペンライトポーチの作り方をご紹介します。
いろいろな形のペンライトがありますが、最近ではヘッド部分が球体などの立体的な形のペンライトが多く登場しているかと思います。そのままバッグに入れると傷ついたり、デコした場合パーツが取れてしまったり……困ってしまった経験はありませんか?

今回はそんな悩みを解決してくれるかわいいペンライトポーチの作り方をご紹介します♪

☆三角ポーチで立体的なペンライト収納可能
☆キルト地でクッション性があるので持ち運びも◎
☆ファスナー付きでしっかり収納!
☆タブ付きでつるして保管もOK

ポーチについて

三角形のペンライトポーチです。 K65_4047_flow_1_1716945066 中に綿が入ったキルト地を使っているので、クッション性があります。
ファスナーが付いているので中に入れたものをしっかりと収納することができます。 K65_4047_flow_2_1716945072 何かと便利なタブ付きデザインは、フックなどにもかけておけるので、お部屋の中で吊るして収納したいという方にも嬉しいデザインです。 K65_4047_flow_3_1716945077

小・大に入るペンライト・ライトスティックサイズの紹介

サイズは大と小2種類です。

小さいサイズは長さが22cmくらいまで、ヘッド部分の周りの長さが30cmくらいまでのペンライトが入ります。
大きいサイズは長さが26cmくらいまで、ヘッド部分の周りの長さが30cmくらいまでが入ります。

どちらも作り方は同じです。
K65_4047_flow_4_1716945083 K65_4047_flow_5_1716945088 【サイズ】
・大きいサイズ:長さ26cm ヘッドの周りの長さが30cm未満のペンライト
・小さいサイズ:長さ22cm ヘッドの周りの長さが30cm未満のペンライト

※持ち手が直径4cm未満のもの。
※ペンライトの形状やサイズによっては上記に収まったサイズでも収納できない場合があります。
ヘッドが直径10cmくらいの球体状のものはそれぞれの長さのサイズで入りますが、長方形などの角ばったデザインだったり、オリジナリティのある形のものは製作前に紙を使い、セロハンテープやホッチキスなどで仮にポーチを作り、お手持ちのペンライトが入るか試してから製作されることをおすすめします。

材料

材料はこちらです。この材料でお好きなサイズを1つ作ることができます。 ・布地:80cm幅以上のものを30cm
・フラットニットファスナー40cm
・1.5cm幅のリボン8cm
・0.5cm幅の熱接着両面テープ K65_4047_flow_6_1716945096 布地は中に綿が入ったキルト地を使っていきます。キルト地は裏地をつけなくてもしっかりしたものができますし、クッション性があるのが特徴です。

縦にステッチが入っているトレンドのキルト地を使いました。

今回は表裏どちらも柄があるものですが、白い面が表になるように作っていきます。
K65_4047_flow_7_1716945102 使うファスナーはフラットニットファスナーといって、ミシンでこの務歯という部分が縫えて長さ調節ができるファスナーを使います。
プラスチックファスナーや金属ファスナーはミシンでこの務歯という部分が縫えないので、今回はフラットニットファスナーを選んでください。
K65_4047_flow_8_1716945107 材料にある「熱接着両面テープ」は、アイロンの熱で布地を接着できるテープです。
熱で接着して剥離紙を剥がしてもう一度アイロンの熱を当てると接着できます。
ミシンがけや本縫い前の仮止めに便利なアイテムです。 K65_4047_flow_9_1716945112 【注意】
クッション性のあるキルト地を使っていますが大きな衝撃などには耐えられません。
ケース収納時も衝撃や落下には十分ご注意ください。


【使用した布地】
デコレクションズ https://decollections.co.jp/
今大注目のキルティング地「ヌビ」です!
やさしい風合いとくすみカラーがマッチした可愛くておしゃれな布地です。


【使用したミシン】
ブラザー販売 Teddy300 https://www.brother.co.jp/

【使用したソーインググッズ】
クロバー https://clover.co.jp/

【使用した糸】
フジックス https://www.fjx.co.jp/

ポーチ本体の裁断

ポーチ本体を裁断します。布を裏側にして耳が横にくるように置きましょう。
K65_4047_flow_10_1716945119 チャコペンで布に直接線を書きます。下の図、大小それぞれのサイズを見ながら変えていきましょう。 K65_4047_flow_11_1716945124 いま書いているのが、ミシンで縫っていったり折っていったりする出来上がり線になります。
使っているのは布用の水性チャコペンです。時間が経つと自然に消えますし、水や専用の消しペンでも消せる優れものです。 K65_4047_flow_12_1716945130 出来上がり線が書けました。
縫い代を書きます。今書いた線を基準にしてそこから1cm外側に線を書いていきましょう。
方眼定規を使うと先ほど書いた線から1cmになる線がパッと引けるのでおすすめです。
K65_4047_flow_13_1716945135 縫い代線が書けました。
布を1回畳みます。
まち針で線の中を数か所止めましょう。 K65_4047_flow_14_1716945140 布切はさみを使って外側の線を切っていきます。
まち針を外して線を書いていない方に1cm内側に出来上がり線を書いていきます。 K65_4047_flow_15_1716945145 ポーチ本体の裁断ができました。

裁ち目かがりをする

布端がほつれてこないように裁ち目かがりをしていきます。
赤いジグザグ線の部分にかけます。
K65_4047_flow_16_1716945152 布地の表を上にしてかけます。
キルト地は中にキルト芯、上下に布地があるので、布地1枚の時と比べると縫いにくく感じます。
こんな時は目打ちを使うと縫いやすくなります。
先の細い目打ちは、細かい作業がしやすくなるので便利です。 K65_4047_flow_17_1716945157

タブをつける

本体の布にタブを仮止めしていきます。
本体の布どちらか1枚の表面につけます。
表面の尖った角の部分に定規を当てて4cm下につけます。 K65_4047_flow_18_1716945163 リボンを半分に折ります。
マチ針で留めます。
端から0.5cmくらいのところを縫います。
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ファスナーをつける

ファスナーの端を縫い留めます。
ファスナーを閉じた時にスライダーが上にくる部分を持って、少しだけファスナーを開けます。
裏側にします。 K65_4047_flow_20_1716945173 ファスナーが止まる場所、上止めから一度手前に折ります。
そのまま三角に折り上げてマチ針で留めます。
K65_4047_flow_21_1716945179 反対側も同じように折ります。
指で刺しているあたり2箇所縫い止めます。 K65_4047_flow_22_1716945184 この作業をしておくと出来上がった時にファスナーがきれいにつきます。 K65_4047_flow_23_1716945189 ポーチ本体の裏側、斜めになっているところに、熱接着両面テープを貼ります。
K65_4047_flow_24_1716945197 布の端部分にテープのザラザラ面を下にしてアイロンをします。
1箇所に3秒くらいアイロンの熱を当てていきます。
貼り終わったらアイロンの熱が冷めるまで待ちます。
その間にもう片方にも同じところにテープをつけます。 熱が冷めたら剥離紙を剥がします。
縫い代を折ります。
縫い代が1cmなので定規で測りながら折りましょう。 K65_4047_flow_25_1716945203 熱があるうちは接着が剥がれてきてしまうこともあります。
そんな時は火傷に注意しながら手で押さえたり軽めの重しを置いてアイロンの熱が引くのを待つと綺麗に接着できます。

もう片方も同じようにします。剥離紙を剥がします。 縫い代を折ってアイロンをかけます。
アイロンの熱を冷まします。
接着できました。

さらにテープを貼ります。
布端に貼っていきます。 K65_4047_flow_26_1716945209 反対側も同じように貼ります。
熱が冷めるまで待ちます。 ファスナーと本体を接着します。
尖った角がある部分にファスナーのスライダーがくるように接着します。 K65_4047_flow_27_1716945214 まず片側に接着していきます。
このままひっくり返します。
本体の裏側そしてファスナーも裏側になっていることを確認します。
ファスナーを開いておきます。

剥離紙を剥がします。
ファスナーの上止めを出来上がり線より少し内側になるように合わせ、始めかがりにかからないように置きます。 K65_4047_flow_28_1716945220 アイロンで接着します。
ファスナーの務歯部分にアイロンが当たると溶けてしまうこともあるので注意しましょう。

熱が冷めるまで待ちます。
もう片方にもつけていきます。

接着ができました。
K65_4047_flow_29_1716945225 表からこの部分をミシンで縫っていきます。 K65_4047_flow_30_1716945232 布の折山から0.3cmくらいのところを縫っていきます。
押え金をファスナー押さえに変えると縫いやすくなります。
反対側も同じように縫います。
ファスナーがつきました!

本体を縫う

表側が中にくるように重ねます。これを中表にすると言います。
この部分をマチ針で留めていきます。
K65_4047_flow_31_1716945238 マチ針は両端から止めてその後に真ん中あたりを止めていくと、偏ることなく均等に止められます。

線の通りにミシンで縫います。
アイロンで縫い代を開きます。
先に一度縫った縫い目にアイロンをかけておくと綺麗に仕上がります
指で縫い代を広げてアイロンを当てていきます。 K65_4047_flow_32_1716945244 一度開いたものを元に戻します。
この部分をマチ針で留めていきます。
壁があるので巻き込まないように注意しましょう。 K65_4047_flow_33_1716945248 線の通りにミシンで縫います。
縫い代をアイロンで開きます。
立体的なものにアイロンがかけやすい「まんじゅう」があると便利です。 K65_4047_flow_34_1716945254 ファスナーを半分閉じておきます。
この部分は布をずらして縫います。 K65_4047_flow_35_1716945259 ファスナーの重心部分と布の底の縫い目を合わせます。
ファスナーの中心と布の剥ぎ目の部分です。
マチ針で留めます。

線の通りに縫います。
K65_4047_flow_36_1716945264 ファスナーにさしかかったら務歯の部分はゆっくり縫うか弾み車を手前に回しながらゆっくり縫い進めていきます。
ファスナーをハサミでカットします。 K65_4047_flow_37_1716945269 縫い目にアイロンをかけます。
縫い代を追ってアイロンをしておきます。
ファスナーにはアイロンが当たらないように注意しましょう。


K65_4047_flow_38_1716945274 表に返します。
角を表と裏からつまんで出すと綺麗に角が出せます。 K65_4047_flow_39_1716945280 目打ちで整えます。 K65_4047_flow_41_1716945321 ファスナーを閉じると縫い目が少し出てしまうので、縫い代を少し内側に折って手縫いで縫い止めます。
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完成

完成しました! K65_4047_flow_42_1716945338 小さいサイズの方はリボンでデコレーションしてみました!
好きな色や配色などでアレンジして、オリジナルのペンライトケースを作ってみても楽しいですね。
ぜひ作ってみて下さい!
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YouTube動画

こちらで紹介した手順は動画で見ることができます。是非ご覧ください。

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