
実はたくさん種類があって楽しいアロエ属!育てやすさも抜群!多肉植物というとぷっくりとかわいい葉の品種ばかりと思われるかもしれませんが、実はアロエ属も多肉植物の一種です。ぜひ栽培にチャレンジしてみてください!
基本情報
■原産国:南アフリカ
■ふやし方:さし芽、株分け
■特徴:
手のひらサイズの小さなものから、背丈以上の大木になる大きな品種があります。また、下の葉が枯れて上へと伸びていく木立ち種と、新芽をたくさん出して群生していく品種があります。
葉が傷つくと汁が出て黒くなり、腐ることがあるので注意します。
育て方のポイント
涼しい時期が成長期です。
開花の中心は1月から5月頃ですが品種によってかなり差があります。

上記は、1年間を、アイコンで表記しています。
鉢の中の数字は、月を表しています。育てる上での参考にしてください。
全般的に丈夫なものが多いので栽培はかんたんです。水を与えすぎないようにすれば失敗しませんが、水が足りないと、葉の先が枯れて、きれいに育たないことがあります。
さし芽でかんたんにふやせますが、繁殖のため強制的に摘芯(※)などするのは、暑い時期はさけたほうがよいでしょう。
※茎の先端にある成長点を取ってわき芽をふやす作業
アロエ属の主な種類
「翡翠殿(ひすいでん)」

寒い時期にはより黄色っぽく紅葉する。木立ちして育っていく。寒さに弱いので要注意。
「ベラ」

最もポピュラーなアロエ。小さなサイズの時には写真のような姿。寒さ、暑さに強く育てやすい。
「スーパースノウ」

きれいなピンク色に紅葉する。木立せずに、横に子供を出して見事な群生になる。
「デンティティー」

ディスコインシーとハオルシオイデスの交配種。葉の刺が細かく、コンパクトなロゼットが美しい。小型種。
「竜山(りゅうざん)」

きれいなブルー色。紅葉時にはうっすらピンク色になる。背が高くならず、大きなロゼットになる。
「千代田錦(ちよだにしき)」

葉の斑点模様が美しく、葉が非常に肉厚で、しっかりとしたロゼットを展開する。花も咲きやすくきれい。
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