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ご飯にマグロなど沖縄県産の海鮮をのせる「ポケ丼」の専門店「FF POKE(エフエフ ポケ)」(金武町金武)が6月1日、オープン1周年を迎える。(やんばる経済新聞)
「FFポケ」が提供する「ポケ丼」
店主は、元看護士で金武町出身の伊芸梨沙さん。伊芸さんは、家族が漁師や鮮魚店、海ブドウの養殖も手がけるなど「魚が身近にある環境」で育ったという。出店のきっかけについて、「看護師として働いた後、自分に何かできないかと考え、魚介がいつでも気軽に手に入る環境だと気付いた。ポケが好きだったことからも、環境を強みにして開業した」と話す。魚に携わる仕事をしている家族が多いことから、「フィッシュファミリー」の略を店名にした。テイクアウトメインで、6席のイートインスペースも設ける。
「ポケ丼」は、客が具材や味わいを選んで注文する。サイズは、スモール(970円)、レギュラー(1,250円)、ラージ(1,600円)の3種類で、ご飯は白米と雑穀米、すし酢(50円増し)を用意。具材は、マグロ、タコ、エビ、サーモン(150円増し)とタマネギ、青ネギ、ごまをベースに、トッピングで、とびこやアボカド(以上180円)、生ハラペーニョ(100円)や海ブドウ(150円)などを用意する。ソースは「ガーリックしょうゆ」や「スパイシーマヨ」、塩味の「コールドジンジャー」などをそろえる。
季節に応じて、伊芸さんの鮮魚店を営むいとこが名護漁港や読谷漁港で競り落とすサワラなどの魚や、父が釣るカツオも具材に加わる。知人が作るトマトや金武町産の青唐辛子など地元の食材も使う。
伊芸さんは1年を振り返り、「地元の人や米軍基地が近いことから、若者も多くリピート客や紹介で訪れてくれる人が増えてきた。当店のポケは魚の新鮮さが特徴で、ごま油の風味を利かせているので、魚が苦手だけどおいしかったと声が聞けたときはうれしい」と話す。「接客に力を入れ、笑顔で迎えて来てくれる人が元気になれる場所にしたい」とも。
営業時間は11時~17時。木曜・日曜定休。