作品展「高松芸術港 出航:Spring-Summer」が現在、マリタイムプラザ高松(高松市サンポート)2階で開かれている。(高松経済新聞)
さまざまな絵画作品も並ぶ
4月から同施設で始まった芸術展「高松芸術港」の第2弾となる同展には15人のアーティストが参加。平面作品や彫刻、インスタレーション、映像作品などの作品を展示する。入り口から会場は二股に分岐し左側は絵画作品、右側は立体作品や映像作品を展示。奥で合流するようになっている。19時からの夜間、展示に合わせて2階・3階吹き抜けのスクリーンに「夜港:Selected」と題し、6人の作家による映像作品を上映する。
「GALLERY KTO」(東京都新宿区)代表の田中利孝さんは「現代美術の表現は絵画や彫刻から派生したものなのでその転移を見てもらえれば。今はさまざまな考え方があってよいとされる時代なので、それを示す作品展になれば。高松は近代以降の西洋の建築を受け継ぐとともに新たなアートへの関心も高い。この町だからこそ見えてくるものがあるはず。それを自分たちも見てみたい」と話す。
「夜港:Selected」について「夜は来場者数が減り静かになるのでにぎわいづくりのきっかけになればと夜間上映することにした。映像を通して美術との対話をしてもらえれば」とも。
開催時間は11時30分~20時30分。入館無料。7月28日まで。