向島百花園の「サクラソウ」60品種が見頃迎える

  • 2025年4月18日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 都立向島百花園(墨田区東向島3)で展示されている鉢植えの「サクラソウ」が見頃を迎え、園内に多彩な春の彩りを添えている。(すみだ経済新聞)

 向島百花園の「サクラソウ」

 同園は江戸時代後期の文化文政年間(1818~1830年)に開園した花園で、現存する唯一の「江戸の花園」として知られる。「四季百花の乱れ咲く園」の名の通り、季節ごとの草花が訪れる人々を楽しませている。

 今回展示しているのは、古くから園芸植物として親しまれてきたサクラソウ。江戸時代中期に栽培が始まり、現代に至るまで多くの品種が保存・育成されてきた。ソメイヨシノが散り始める頃に咲き始めるのが特徴で、園内には色や形の異なる約60種類が並ぶ。それぞれに個性と美しさがあり、春の余韻を楽しませている。

 園内ではこのほか、産卵のため羽を休めるカルガモの姿も見られる。梅雨時にはひなを連れたカルガモの親子が散策する姿に出合えることもあり、季節の移ろいを感じさせる風景として人気を集めている。

 開園時間は9時~17時。入園料は、一般=150円、65歳以上=70円、小学生以下と都内在住・在学の中学生は無料。

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