「士郎正宗の世界展~『攻殻機動隊』と創造の軌跡~」が現在、世田谷文学館(世田谷区南烏山1)で開催されている。(下北沢経済新聞)
「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」
士郎正宗さんは、1985(昭和60)年に「アップルシード」でメジャーデビューした漫画家。1989(平成元)年に連載を開始した情報化社会を予見するSF作品「攻殻機動隊」は劇場用アニメ、テレビアニメ、ゲームなど各種メディアで展開された。今回は各作品のアナログ原稿とデジタル出力原稿、イラストに加え、士郎さん自身の蔵書やコメントなども紹介するなどパーソナルな部分にも迫るという。Tシャツやパーカ、キャップ、トートバッグ、マグカップ、アクリルスタンドなどのグッズも販売する。
世田谷文学館の広報担当者は「工夫を施した展示手法から開館30年になる歴史も感じ取ってもらえたら」と話す。
開館時間は10時~18時(入場は17時半まで)。7月21日と8月11日を除く月曜と7月22日、8月12日休館。料金は、一般=1,500円、65歳以上・大学生・高校生=900円、小中学生=450円。8月17日まで。