大宮第二公園内(さいたま市大宮区寿能2)に4月2日、大宮第二公園テニススクールが開校した。(大宮経済新聞)
自然に囲まれた環境でテニスレッスン
大宮第二公園・第三公園の指定管理者「大宮第二公園及び第三公園マネジメントネットワーク」に構成団体として参画するRB大宮が運営。一般社団法人「ラケットスポーツ振興会」とも連携し、より多くの人がテニスに触れる機会を提供することを目的としている。
レッスンは初級者から上級者までの4つのレベルにクラスを分け、クラス名には「うめ」「はなみずき」「しょうぶ」など、同園で親しまれる季節折々の花の名前を付ける。小学生を対象とするジュニアクラスも用意。
コーチリーダーの石塚翼(たすく)さんを筆頭に6人のコーチがレッスンを担当する。石塚さんは「全てのレッスンを通してゲームができるようになるのが目的。人生を通してテニスを楽しめる基礎をスクールで身に付けてもらえれば」と話す。
自然に囲まれた開放的なテニスコートでは、ジュニアクラスの小学生5人がレッスンを楽しむ様子が見られた。同クラスに通う近隣在住の小学生・藤原明未さんは「今回で2回目の参加。コーチが優しく教えてくれ、テニスをするのが楽しい。上手になったら家族でテニスをしたい」と笑顔を見せる。明未さんの母・未來さんも同スクールに通っており、「以前から近隣にテニススクールができたらと思っていた。身近にある大宮第二公園内でレッスンができてうれしい。これからも親子で通いたい」と話す。
同振興会理事の長曽我部剛(ちょうそかべ・ごう)さんは「さいたま市内の主要な公共施設の一つである当園内でテニススクールを開校できたのは『大きな一歩』。テニスをやってみたいと思っている人が、気軽に始めるきっかけになれば」と話す。RB大宮の小沼航士さんは「市民の集いの場である当園を、より多くの方に利用してもらいたい。スポーツを通した取り組みにより、公園をさらに魅力的な場所にしていけたら」と意気込む。
スクールの開催は、水曜・金曜・土曜・日曜の9時20分~16時20分。