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一宮の子育て支援「おもちゃのひろば_のこや」 おもちゃをきっかけに

  • 2025年6月9日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 一宮町で子育て支援事業を営む「おもちゃのひろば_のこや」が6月3日、小屋を開放した。(九十九里経済新聞)

 村山早季子さんは2022年、自宅の庭に小屋を建て、0歳~3歳の子どもを持つ親子を対象に開放。9時30分~12時の利用で、料金は500円。親にはハーブティーを用意する。

 村山さんは以前、都内で保育士をしていたが、2019年に一宮町へ移住。同町で長女を育てる中、小さい子どもを遊ばせるスペースが少ないこと、玩具店がないことに気づき、子どもが遊ぶ環境設定を考えようと「おもちゃコンサルタント」資格を取得。2020年から、近隣施設などで「おもちゃのひろば」を開くようになった。

 当日は1組の親子が訪れ、村山さんがおもちゃの使い方を教えながら一緒に遊び、親とも対話。世間話から子育ての悩み、お祝い行事についてなど話題は多岐にわたった。

 茂原市から訪れた佐々木志信さん、陽汰君、陽奏君親子は、地域で開かれた子育てイベントで村山さんと出会い、複数回、利用しているという。佐々木さんは「子どもを連れて出かけるように心がけている。『のこや』は先生との距離が近く、子どもも安心して遊べるし、話をするのも楽しい。一緒に参加する親子とコミュニケーションが取れるのも楽しみ。ハーブティーで一息つけるのも魅力」と話す。

 村山さんは「木のおもちゃやグッドトイ、手作りおもちゃで自由に遊べる小屋を不定期で開放している。訪れる親子が『楽しい』と思えるよう取り組んでいる。子育ては孤独や不安を感じることも多い。地域にいる親子が孤独を感じることなく、役に立っていければ」と力を込める。

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